案件の進め方やミーティングの日程など、ビジネスシーンではなにかと教えてもらう機会が多いですよね。日本語と同様、英語で教えてもらう場合にも“相手への気遣い”はマスト。とくに、同じ内容について再度聞く場合や目上の人に尋ねる場合には配慮が必要です。
今回は、ビジネスシーンで頻出する「これ教えてください!」にまつわる英語フレーズをご紹介します。
英語にも「敬語」はある?

英語はとてもカジュアルな言語ですが、丁寧な言い回しも存在します。例えば、「Please」は何かの動作を“丁重に”促すシーンで使われますが、「Please teach me this.(これについて教えてください)」となると、相手に教えてもらうことを前提としているため丁寧さの程度はそれほど高くありません。
ビジネスシーンで使う場合には、教えてもらえない可能性も含めて「もしよければ…」とお願いの言葉を添えると良いでしょう。
Would you please do me a favor?
(お願いしたいことがあるのですが、よろしいですか?)
ここでの「Would」は「Could」に変更することも可能です。このフレーズに対して、相手が快諾してくれたとき(例:Sure、Of course)にはじめて内容を伝えましょう。
★キーフレーズ
Do me a favor?(お願いできる?)
「teach」と「tell」を使い分けよう
「教える」を英語で表現する場合、「teach(技術面や仕事のやり方を教えてもらうとき)」と「tell(情報を教えてもらうとき)」のふたつの単語があります。シーンや内容に合わせて使い分けていきましょう。