堅実女子ニュース&まとめ 見るのが難しい惑星ナンバー1の水星が見頃!10月下旬の天体は夕方と明け方が楽しい

ひと雨ごとに秋が深まる今日この頃。10月下旬の天体の見どころは夕方と明け方、両方にあります! 楽しい夕暮れと、ワクワクする朝焼けをお楽しみください。

スター1★拝みにくい惑星ナンバー1の水星が見頃!

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日の出前に昇る水星。(画像:国立天文台)

水星は太陽系の中でいちばん内側を回っている惑星です。約87日で太陽を一周しています。

地球から見る水星は常に太陽の方角にあるので、夜空に輝くことはありません。いつも太陽の近くを回っているため、観測できるのは日没のころと日の出のころだけ。しかも地平線からあまり高くありませんから、見えてもすぐ朝日にまぎれてしまう…、あるいは沈んでしまう…。明るさは金星に負けず劣らず明るいのですが、お目にかかるのがむずかしい惑星ナンバー1です。

その水星が、10月21日から30日にかけての日の出前に見頃を向かえます。このころの水星は地球から見て太陽から一番離れた場所にいるからです。天文用語では「水星が西方最大離角」といいます。

たとえば、10月23日の水星は4時45分ごろに昇ってきます。日の出は5時55分ごろ。東の方角の開け具合によりますが、30分くらい水星を見る時間がありそうです。高度はマイナス3等級。朝焼けの中で白く輝いて見えたらラッキー! 見頃は1週間ほど続きますので、ぜひ、早起きして水星観察にトライしてください。

**注意** 双眼鏡などで水星を観察をする場合、太陽が昇ってくる前に双眼鏡での観察は終えましょう。絶対にレンズを太陽に向けないように気を付けてくださいね。

スター2★夕方は西の空で金星がキランキラン

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10月30日は金星が太陽から見かけ上もっとも離れる日。5時20分ごろの南西の空。(画像:国立天文台)

夕方は宵の明星と呼ばれる金星の出番です。金星も水星と同じく、地球より内側を回る惑星です。そのため地球から見ると常に太陽の方向にあり、見えるのは明け方か夕方です。

最近はずっと宵の明星として西の空に輝いていますが、10月30日、金星は見かけ上、太陽からもっとも離れます。天文用語では「金星が東方最大離角」といいます。地平線からそれほど高くなるわけではありませんが、マイナス4・5級という明るさを、どうぞ堪能してください! 

この時期、日没は16時45分ごろです。17時のチャイムが鳴ったら、西の空を眺めてください。雲さえなければ、キランキランの金星が見えるはず。グッドラック!

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