堅実女子ニュース&まとめ アラサーで独立を決意したエステティシャン、開店とコロナ禍が重なって…【前編】

このみさん(仮名・33歳)は美容専門学校を卒業後、都内のエステサロンに勤務。その後はメキメキと実力をつけ、副店長、店長とステップアップしていきました。

30歳でようやくエリアマネージャーを任され、各店舗の視察や管理に明け暮れる日々。いつか自分のお店を持ちたいと、働いているうちに独立を考えるようになったと言います。

しがらみから解放されるため、独立を決意

「元から独立願望が強かったタイプではないんです。仕事に対しての熱意は誰にも負けない自信があったんですけど、勤めている会社の中でトップになりたいという考えでした。すべてを自分でやる考えや勇気が、まだ20代の時には芽生えてなかったんです。

エリアマネージャーという役職について1年後、ようやく開業に興味を持ちました。現場にずっと入っているのもいいけど、お店を発展させることを考えるのが本当に楽しくて!

会社勤めだとできることに限界があるじゃないですか。だから独立すれば、そういったしがらみから解放される。思い切って都内で個人サロンをオープンさせることを決めたのです」

優秀なこのみさんは会社にとって欠かせない存在だったのでしょう。退職の旨を伝えると、複数の上司より激しい引き留めに遭ってしまったとか。

「接客業は何でもそうですが、美容業界も離職率がとにかく高くて。3年続かない子もザラにいます。あとは途中で独立やお店を変えるケースもあるので、同じ会社に10年近く在籍する人はそこまで多くありません。

私はずっと一社に居たので、めちゃくちゃ引き留められました。社長まで出てきちゃって、『もう少し考え直してくれないか』と。

もちろん思い出もたくさんあるし、会社にはたくさんのことを教えてもらったので感謝してもしきれません。このまま居ても悪いことは絶対に起きないだろうけど、もう少し歳を取った時、挑戦しなかった自分自身への後悔がスゴそうだな…と思って。だから退職させてもらいました。

辞めるときも『ツラかったらいつでも戻っておいで』と言われ、嬉しかったです。本当にいい職場でした」

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