堅実女子ニュース&まとめ 師走の挨拶はいつどんな内容を送るべき?すぐに使える文例を紹介

取引先に師走の挨拶メールを送る場合、12月らしい文面で、その年の感謝とお礼を伝える内容を書きましょう。師走の挨拶メールを送るタイミングや、メールを書くときのポイントを解説します。冒頭と結びで使える例文も見ていきましょう。

師走の挨拶をする際の基礎知識

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師走の挨拶メールを書く前に、師走についての知識を見てみましょう。メールを送るタイミングについても解説します。

そもそも師走とは?

『師走(しわす)』は12月の別名です。師走の由来は諸説あります。

一つ目の由来は、師走の『師』は僧侶を指し、『僧侶が忙しく走り回る時期』というものです。昔は年末に僧侶を家に呼び、お経をあげてもらう風習がありました。

二つ目では『師』は教師を指し、こちらも『教師が忙しく走り回る時期』というのが由来とされています。三つ目は、神社で参詣者を世話する御師の『師』で、『御師が一番忙しく走り回る時期』が由来というものです。

どの説も『師』にあたる人物が走り回る、忙しい時期という意味です。現在も年末が迫ると、仕事納めのために忙しくなる社会人は多いでしょう。

メールで挨拶するタイミング

師走は年末の準備で忙しく、社外への挨拶には気遣いが必要です。本来は訪問して直接挨拶をするのが理想ですが、スケジュール調整が難しい場合はメールで挨拶する場合もあります。

社外に年末の挨拶メールを送る場合は、先方の年内最終営業日を確認し、その1週間前から3日前までが好ましいでしょう。

また、違う部署や支社など、顔を合わせない社内の人にメールで年末の挨拶をすることもあります。その場合のメールを送るタイミングは、最終営業日の朝に届くよう送信しましょう。

師走の挨拶のポイント

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通常のメールと違い、師走の挨拶メールを書くためにはいくつかのポイントがあります。ポイントを押さえて、スマートなメールを作成しましょう。

相手に合わせて内容やトーンを変える

せっかく師走の挨拶メールを送るのですから、印象が良くなるよう最低限のマナーを守ったうえで、相手に合わせた挨拶の文言やトーンにしましょう。

社外の人でも、普段からやり取りが多く気心知れた相手には、目上の人に送るような硬い表現のメールではなく、やや柔らかい表現を心がけましょう。普段とトーンを変えると、かえって不自然になってしまうためです。

社外に師走の挨拶メールを出す相手が複数いる場合、『お取引先様各位』として同内容のメールを一斉送信すると、事務的な印象を与えてしまいます。感謝を伝えるためには、個別にメールを出すようにしましょう。本文は同じでも、冒頭と結びを人に合わせて変えるだけで、印象が良くなります。

1年の感謝を伝える

年末年始を休みにしている企業は多く、師走の挨拶メールには、年末年始の予定を伝える役割もあります。

しかし、ゴールデンウィークやお盆といった連休のお知らせメールとは違い、師走の挨拶メールは1年の感謝を伝えるものでもあります。他に用件がなくても、お世話になった感謝を伝えつつ、来年につながる挨拶も添えましょう。

師走の挨拶メールをすることで、取引先との関係をスムーズにし、信頼関係を築くきっかけになります。

師走に送るメールで使える挨拶文の例

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師走の挨拶メールで使える例文を紹介します。冒頭や結びに年末や寒さを表現する言葉を添え、季節感を出しましょう。

冒頭に使える文例

師走の挨拶メールを作成するときに、冒頭に12月や冬を表す言葉を入れて、季節感を出すことができます。社外の人に宛てたビジネスメールを作成するときは、年の暮れを表す『歳末』『年末』や、冷え冷えとした寒さを表す『寒冷』などがふさわしいでしょう。

『歳末の候』や『寒冷の折』のように、時節という意味の『候』や『折』をつけて使います。

・歳末の候、お忙しき日々をお過ごしのことと存じます。

・寒冷の折、皆様お変わりございませんか。

・年末の折、貴社におかれましては、ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

結びに使える文例

師走の挨拶メールを社外へ送る場合は、時候の挨拶の後に相手の活躍・繁栄を祈るフレーズを書きましょう。

メールの末文にしたためる結びにも、時候の挨拶を入れることができます。その場合は、冒頭で使った時候の挨拶と重複しないよう注意が必要です。

・末筆ながら、皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

・師走の折、皆様のご無事息災をお祈り申し上げます。

・年末ご多忙の折ではございますが、体調を崩されないようご自愛ください。

世相を反映した文例

年末は仕事が忙しいだけではなく、クリスマスなどのイベントが盛りだくさんです。結びの話題として、かしこまった間柄ではない相手に使うことができます。

・クリスマスの季節がやってきました。時節柄、体調を崩されないようにお祈りいたします。

・例年になく雪が多くなっております。風邪など引かず、お健やかにお過ごしください。

まとめ

師走は仕事もプライベートも忙しく、慌ただしい月です。1年間ビジネスでお世話になった相手には、メールで挨拶をすると印象が良くなります。

挨拶メールを送るタイミングは、社外の場合は相手先の最終営業日の1週間前から3日前までが基本です。社内の場合は、最終営業日の朝に届くよう送信するとよいでしょう。

相手に合わせて内容や文章のトーンを変え、1年間お世話になった感謝をしたためます。『お取引先様各位』として一斉送信すると事務的な印象を与えるため、個別にメールを出すことがおすすめです。

メールの冒頭や末文の結びに時節の挨拶を入れることで、季節感が出ます。相手に合った一言を添えると、メールに温かさが出るでしょう。