堅実女子ニュース&まとめ 「自意識過剰」って治せる?自意識過剰な人の特徴や原因も解説

自意識過剰な人は、他人の目や評価が気になって仕方がなく、仕事でもプライベートでも『生きづらさ』を感じてしまうようです。自意識過剰になる原因はどこから来るのでしょうか?緊張感を和らげ、気持ちを楽にするためのポイントも解説します。

自意識過剰とは

(出典) pexels.com

『他人の目に自分がどう映っているのか』は誰もが気になることですが、度が過ぎた状態は『自意識過剰』と呼ばれます。

他人に言いたいことが言えなかったり、必要以上に他人の評価を気にしてしまったりするのも、自意識過剰が原因かもしれません。

周囲の評価を過剰に気にすること

自意識過剰とは、『他人が自分のことをどう思っているのか』が気になって仕方がない状態を指します。

本来、自分を意識するのは悪いことではありません。しかし、度が過ぎると緊張感が高まったり、勘違いが増えたりして、日常生活に支障をきたすことがあります。

自意識過剰と混同されやすい言葉の一つに『自信過剰』があります。自意識過剰が他人の視線に過敏になっている状態を指すのに対し、自信過剰は『自分を過大評価する人』や『根拠のない自信にみなぎっている人』に使われます。

自意識過剰な人の特徴

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自意識過剰な人は、常に他人の評価を気にしているといっても過言ではありません。

『自分はどうしたいのか』よりも、『他人にどう思われるか』を重視する傾向があり、言葉や行動にも顕著に表れます。

頻繁な自分チェック

人からどう見られているかを意識するのは、ごく当たり前といえます。ただ、自意識過剰な人は他人の目が常に気になって仕方ないため、鏡に映る自分を頻繁に見てしまう癖があるようです。

ファッションやメイク、髪型に抜かりがなく、外出先や職場でも鏡で自分の容姿を何度も確認します。机の上に手鏡を置いていたり、化粧室の鏡の前からなかなか動けなかったりする人も少なくありません。

自意識過剰な人には大きく二つのタイプがあります。「みんなに注目されている」「自分って素敵」と感じるポジティブタイプと、「他人に変に思われているのでは?」とマイナスに捉えるネガティブタイプです。

自意識過剰になると「どう思う?」「変かな?」と他人に感想を求める機会が必要以上に多くなり、周囲に愛想を尽かされることもあるようです。

被害妄想ぎみ

自意識過剰な人の中には、物事を何でもネガティブな方向に捉えてしまう人が一定数います。

例えば、複数人が集まって楽しそうに立ち話をしていれば、「私のことを噂しているのかも?」「のけ者にされて悲しい」と感じてしまうのです。

仕事で注意されたり、きつく当たられたりすると、「みんなで私を陥れようとしている」「私のことが嫌いなんだ」と思い込んでしまう場合もあります。

他人から被害を受けていると思い込む心理状態は『被害妄想』と呼ばれます。自意識過剰と被害妄想はイコールではありませんが、その人の元々の性格によっては、被害妄想を引き起こすケースがあることも覚えておきましょう。

斜め上を行く勘違い

他人の視線に敏感になると、日常生活のさまざまなシーンで『勘違い』が多くなります。

例えば、すれ違いざまに異性に笑顔で挨拶されただけで「もしかして私に気があるのでは?」「私ってモテるのかも!」と思い込む人は、典型的な自意識過剰でしょう。

事実ではないケースがほとんどなので、恋愛や異性関係では空振りが多く、周囲の人は「勘違いしているな」と感じています。

他人のちょっとした言動に振り回されるのも自意識過剰な人の特徴で、少しそっけなくされただけで、「私のことが嫌いなのかも」とすぐに落ち込んでしまいます。

自意識過剰になる原因

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自意識過剰の原因は人によって異なります。幼少期の家庭環境が影響していることもあれば、過去のつらい体験が引き金となっていることもあるようです。

育った環境や親の教え

自意識過剰の原因の一つとして、『育った環境』や『周囲の人との関わり方』が挙げられます。個人差もありますが、人格のベースが形成されるのは3歳頃で、10歳頃までに人格の大部分が決まるといわれています。

例えば、幼い頃から『世間体』を気にする両親の下で育てられた子どもは、自分の考えや個性を出すのをためらうようになります。

ほかの子どもと頻繁に比較される環境で育てられれば、大人になっても『他人の評価』が気になってしまうでしょう。

成功体験の少なさ

自意識過剰の根本にあるのは、『自分への自信のなさ』や『自己肯定感の欠乏』です。

人は小さな成功体験を積み重ねることで、自信を付けていきます。一つ何かをクリアするごとに、「自分でもできるんだ」「これでいいんだ」という『自己肯定感』が養われていくといってよいでしょう。

しかし、子どもの頃から親や教師から頭ごなしに叱られてきた人は、成功体験が極端に少なく、自分を否定する癖がついています。

大好きな母親に認めてもらいたい一心で、顔色をうかがいながら生きてきた子どもは、大人になっても他人の目を気にするようになるでしょう。

過去のトラウマ

『過去の苦い経験』が、現在の性格や生き方に影響を与えているケースもあります。

とりわけ、日本社会は少数派に対する風当たりが強く、人と違った個性や考え方を持つ人に心の壁を作ってしまう傾向があるようです。

子どもの頃、容姿や性格を「おかしい」「普通じゃない」と嘲笑された経験がある人は、二度とつらい思いをしたくないという自己防衛心から、他人の目を極端に気にして生きるようになります。

太っているとからかわれたことがある人は、たとえダイエットに成功したとしても、「みんなが私の体型について噂しているのでは?」と不安になってしまうのです。

自意識過剰を改善する考え方

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常に他人の目や評価を気にして生きるのは、窮屈でつらいものです。

自分の性格の根本を変えることは容易ではありませんが、考え方を少し変えるだけで、気持ちがフッと楽になることがあります。

みんなそれほど他人を見ていない

人間の心理現象の一つに『スポットライト効果』があります。

まるで自分にスポットライトが当たっているかのように、みんなに注目されていると感じてしまう現象で、実際は『本人の錯覚』に過ぎないことが分かっています。

周囲の目が気になるときは、「他人は自分が思っているほど気にしていない」と自分に言い聞かせましょう。

「みんな自分のことで精一杯」「自分が気にしている部分は他人には見えていない」と考えれば、見られていることに対する緊張感やプレッシャーが緩和され、気持ちが少し楽になります。

想像したことが事実とは限らない

自意識過剰の人は「〇〇であるはずだ」という思い込みが強い傾向があります。

実際のところ、考えていることの大半は事実とは異なるため、思い込みと事実の区別を付けるトレーニングをするのが有効です。

ネガティブな感情が沸き上がってきたときは、「自意識過剰になって緊張している自分がいる」「他人に笑われたと思い込んだ自分がいる」といったように、『第三者の目線』で自分を観察します。

最初は難しいかもしれませんが、練習を続けていくうちに、自分と他人を結び付けて考える癖が改善されていくでしょう。

全ての人と仲良くする必要はない

みんなに好かれようとすればするほど他人の目が気になり、自分らしさが出せなくなります。「全ての人と仲良くする必要はない」と割り切れば、プレッシャーから解放されるかもしれません。

特に、自己肯定感の欠乏が自意識過剰を引き起こしている場合、自分を否定する相手との接触は極力避けるのが賢明です。

「なんでこんなこともできないの?」を連発する上司や、自分を優位に見せたがる同僚、人の悪口ばかりを言う友人とは距離を置き、本当に気の許せる人との付き合いを優先しましょう。

まとめ

自意識過剰になると、そわそわして落ち着かなくなったり、神経過敏でストレスが溜まったりしてしまうケースが大半です。『生きづらさ』を抱えている人も多く、放置してよい問題とはいえません。

自意識過剰の原因は人それぞれですが、育った環境や過去の経験が影響していることが多いようです。

自覚がある人は、自分のできる範囲で自意識過剰を克服する練習をしましょう。「気にしているのは自分だけ」と言い聞かせるだけでも、一歩前に進めます。