堅実女子ニュース&まとめ スムーズに褒めるための言葉とは?上手な褒め方のポイントも紹介

職場での人間関係を円滑にするためには、褒め言葉をマスターすることがおすすめです。シンプルな言葉でさりげなく相手を褒める習慣が付くと、信頼関係を築きやすくなります。基本の褒め言葉から褒め方のポイントまで解説します。

褒める言葉の効果

(出典) pexels.com

ビジネスシーンで相手を褒めると、プラスの効果をもたらします。具体的にどのような効果があるのか、見ていきましょう。

人間関係の潤滑剤になる

褒められた人は、自分を褒めてくれた人に対して好意的になります。「この人は自分をよく見ている上に、認めてくれた。自分に好意を示してくれている」と思うためです。

好意を見せてくれた相手に対して、好意を返したくなる心理現象を、心理学で『好意の返報性』といいます。

褒めることで、相手に自分の好意が伝わります。好意の返報性で褒められた相手も自分に対して好意的になるため、信頼関係を築きやすくなります。

つまり、褒めることは人間関係の潤滑剤になるのです。

相手のモチベーションがアップする

褒めることで期待できる効果に、教育心理学の『ピグマリオン効果』があります。ピグマリオン効果とは、期待されることによって成績が上がったり、業務の成果が出たりすることです。

人は他者から期待されると自信がつきます。褒められた人は「期待されている!頑張って期待に応えたい!」とモチベーションがアップし、結果として成績や成果につながります。

上手な褒め方のポイント

(出典) pexels.com

ポイントを押さえれば、的確に褒めるのは難しいことではありません。相手をよく見ていれば、シンプルな言葉でさりげなく褒めることができます。

上手な褒め方のポイントを解説します。

基本は「さしすせそ」

日本語には『調味料のさしすせそ』や『家事のさしすせそ』のように、さしすせそに当てはめて覚えるものがあります。

褒める言葉にもさしすせそが存在するため、覚えておくと便利です。

・『さ』さすがです。最高です。
・『し』知らなかったです。
・『す』すごいですね。すてきです。
・『せ』センスがいいですね。
・『そ』尊敬します。

褒める言葉のさしすせそは、『そ』を「そうなんだ」に変えれば合コンのさしすせそになります。

ビジネスでもプライベートでも、相手を褒めながら会話を広げるのに役立つため、この機会にマスターしておきましょう。

シンプルな言葉で

上手な褒め方のポイントは、大げさにならないようにさらっと褒めることです。『褒め言葉のさしすせそ』を、挨拶や相づちに取り入れるとよいでしょう。

「教えてください」には「知らなかったです」と同じ効果があるため、上の立場の人に積極的に使っていくのがおすすめです。

どちらにも、「私が知らないことを知っている、あなたはすごい」というニュアンスが含まれています。

ただし、上司や先輩など目上の人が相手の場合は、特にシンプルな言葉を心がける必要があります。理屈っぽい褒め方をすると、上から物を言っている印象になってしまうため、注意しましょう。

「褒める対象」を具体的に

相手をシンプルな言葉で褒めるようにしても、何を褒めているのか相手に伝わらなければ逆効果です。「無理矢理褒めようとしてない?何か企んでるのでは?」と思われてしまうかもしれません。

相手を褒めるときは、褒める対象を具体的にする必要があります。

「部長のお話が聞けて、大変参考になりました」や「〇〇さんの電話対応、言葉遣いがきれいで物腰が柔らかくて、すごいね」など、相手に分かりやすく伝えましょう。

ビジネスで使える褒め言葉と応用例文

(出典) pexels.com

ビジネスシーンで使いやすい褒め言葉と、褒めるときのコツを解説します。応用例文を参考に、ぜひ活用してみてください。

外見には「すてきですね」

ビジネスシーンで相手の外見を褒めるときは、「すてきですね」と伝えましょう。服装や小物そのものを褒めるのもよいですし、それを選んだ相手のセンスを褒めるのもおすすめです。

相手の努力やこだわりなど、内面も褒めることにつながります。

・今日のコーディネイト、○○さんに合っていてすてきだね。
・そのシャツ、さわやかなデザインがお似合いですてきです。
・すてきなネクタイだね。スーツに合っててセンスがいい!

能力には「さすがですね」

能力を褒めるときは、期待どおりの事実を確認し、改めて感心するという意味の「さすが」を使うと、ピグマリオン効果が高まります。

褒められた相手は、「期待に応えることができて嬉しい。また期待に応えたい」とモチベーションがアップします。

・○○さんが作ってくれたマニュアルは分かりやすい。さすがだなあ。
・難しい作業をきっちり仕上げてくれたなんて、さすが○○さん!
・さすが○○さん!目の付け所が違いますね。

上司相手なら「尊敬します」

上司に対して使いやすい褒め言葉は、尊敬しているというニュアンスが含まれる言葉です。「尊敬します」とストレートに伝えたり、尊敬の気持ちから出る言葉を伝えたりするといいでしょう。

「感謝を伝える」や「勉強になる」、「目標にする」などは、尊敬する気持ちがあるからこそ出る言葉です。積極的に伝えていきましょう。

・課長のアドバイスのおかげで、商談が成立しました。ありがとうございます。
・○○さんのお客様とのやり取りは、すごく勉強になります。
・いつか、○○さんみたいに仕事ができることを目標にしています。
・業務が忙しいにもかかわらず、部下一人一人を気にかけてくれる部長のことを尊敬しています。

まとめ

ビジネスシーンで褒める言葉を上手に使えるようになると、人間関係の潤滑剤になります。心理学でいう『好意の返報性』の効果で、信頼関係を構築しやすくなるためです。

『褒め言葉のさしすせそ』を頭に入れておけば、シンプルな言葉でさりげなく褒めることができます。

普段から相手を褒めることを意識していれば、自然に相手のいい部分に目がいくようになるでしょう。ビジネスでの人間関係を円滑にするために、この機会に褒め言葉をマスターしてはいかがでしょうか。