時々、つい「おやっ!?」と2度見してしまうような、すごいイケメンっていますよね。2度見してしまうのは、きっと筆者だけではないはず…。そのような超絶イケメンは、色々な人に2度見されるのに、きっと慣れていることでしょう。超絶イケメン達の日常生活は、普通の人とは違う部分も多いようです。今回は、そんな彼らの“モテ過ぎてマジで困る人生”の一端をご紹介します。
久しぶりに会うイケメンの男友達
ミコさん(32歳/仮名)は、都内で働く東北出身の女性。中学・高校の同級生であるイケメン男子のBくんは、お互いに“異性”を意識しない友人関係にあります。普段は関西に住むBくんですが、仕事の都合で東京に出張に来ることになり、久しぶりにご飯に行くことになりました。
「Bくんは玉木宏を若くしたようなイケメンな上に、180センチ以上ある高身長です。待ち合わせした駅に着くと、モデルのような出立ちがすぐ目に入り、たくさんの人がいる中でもパッと目立っていました」
コロナ禍の前だったので、まだマスクもなく、イケメンっぷりがよく拝めたとのこと。「相変わらずイケメンだなぁ」とミコさんは思ったそう。
「Bくんに会うのは10年ぶりくらいで、中学の時もカッコ良かったけど、その頃は身長もまだそこまで高くなかったです。昔は顔にもまだ幼さが残っていたけど、今は大人の魅力が溢れていました」
イケメンはサービスも当たり前
昔よりも洗練されて、イケメンに磨きがかかったBくん。そんなBくんと連れ立って歩くのは、少し鼻が高かったそう…。ふたりはBくんが予約してくれた、こじんまりしているけれど評判のいい居酒屋に入ります。
「すると、お店に入るや否や、女主人が『いらっしゃいませ〜。…あら?あら?お兄さん、いい男ね〜!モデルとかしてらっしゃる?』とはしゃいで話しかけてきました。Bくんは笑顔で爽やかにお礼を言っていました。それから、注文をした後も『お兄さん、イケメンだからサービス!』とおつまみのサービスまでいただきました」
席に座っていても、女性客からの視線がチラホラ。ミコさんが「私だったら慌てたり恐縮したりする」という状況にも、全然動じないBくん。「もしかして、こういうの慣れてるの?」とミコさんが聞くと「いつもこんな感じだよ」とのこと。
どこでも注目を集めるBくん
二軒目に飲みに行っても、男性のマスターからも「お兄さん、すごいイケメンですね〜!」と男性までも魅了するBくん。
「まるで自分が透明人間になったように感じました。私だって、美女とは言わないけれど、普通に可愛いはずなのに…(笑)。行く先々でみんなから注目されるBくんに、普段どれだけモテるのか気になって、詳しく聞いてみることにしました」
ミコさんが知る限り、中学・高校でも普通に女性から人気があったBくん。しかし、その頃はまだ色白の顔にほっぺたもピンクで、可愛らしい少年でした。大人になったBくんのモテっぷりは尋常じゃなさそうです。
優しくしたら…アウト!冷たくしても…モテちゃう!
「出会う女性ほとんどから好かれる」と言うBくん。大学に行ってからは自分から女性を求めたことはなく、常に「数人の女性がスタンバイしてるから、フリーになる機会がほとんどない」という状況だったそう。大学時代からの付き合いの奥さんと結婚してからも、既婚者なのにも関わらず、言い寄られるので大変だったとのこと。
「Bくんは、常に女性社員には言い寄られるので、会社の女性にはかなり壁を作って接するようになったそうです。特に若い女性はアグレッシブだから困るって言ってました」
以前はつい女性に優しくしてしまい、好きになられて諦めてくれなくて困った経験があるため「心を鬼にして、特に若い女性にはあえて冷たくしてる」と語るBくん。
「冷たく振る舞っていても『勝気な女性はそれでもアタックしてくるから、マジで面倒だよ…』と語るBくんは、本当に困ってそうでした。そりゃ、イケメンでちょっと冷たい上司なんて…好きになっちゃうかもな〜と思いましたね」
少し冷たいイケメン上司…、確かにドラマか漫画のよう。
奥さんと仲良しアピール
バレンタインには、本命らしきチョコレートを貰ってしまうことや、誕生日にも心のこもったプレゼントをいただくことも多いというBくん。
「プレゼントは、『断る人と受け取る人を差別化してしまうのも問題になるから、とりあえず全部受け取って、貰った物は開封前に奥さんに渡している』と言っていました。そして奥さんが中身を見て、お返しを用意するんだそうです」
女性へのお返しは「奥さんが選んだんだけど…」と敢えてひと言加えてお返しすることで、“家庭があるし、奥さんとも仲良しだから惚れないで!”という予防線を張っているのだそう…。
仲良くなると、惚れられる
このように、ほとんどの女性には異性として好かれてしまうため、なかなか心を開ける女性がいないと言うBくん。
「仲良くなった女性には惚れられてしまうから、うかつに女性と仲良くなれないと言っていました。イケメンならではの悩みですよね…」
Bくんに、「だから、ミコみたいな存在ってほんと、ありがたいんだよね」と美しい顔で言われて、ついキュンとしてしまったミコさん。「私は絶対に惚れないぞ!」と心を戒めたそうです…。

美男美女には憧れますが、モテ過ぎるのも、大変なものなのですね。ナチュラルにミコさんをときめかせてしまうあたり、もはや存在が罪な男であるBくんでした。
取材・文/まなたろう