堅実女子ニュース&まとめ スメハラで悩む人は多い!嫌がられるにおいや問題点、対処法を紹介

職場の人が発するにおいが原因の『スメハラ』で悩んでいる人は多いですが、デリケートな問題であるため、我慢している人がほとんどです。スメハラになりやすいにおいやスメハラの問題点、角の立ちにくい対処法を解説します。

スメハラとは

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現代では、職場においてさまざまなハラスメントが問題になっています。その中の一つである『スメハラ』とは、具体的にどんなハラスメントなのでしょうか。

においで周囲に不快感を与えること

ハラスメントとはいじめや嫌がらせを意味します。

上司や先輩など優位な立場からの『パワーハラスメント(パワハラ)』や、性的な嫌がらせである『セクシュアルハラスメント(セクハラ)』が有名です。

数あるハラスメントの中で、においで周囲に不快感を与えることを『スメルハラスメント』といいます。『スメハラ』と略されていて、「たかがにおいのことだから」では済まされない問題になることもあります。

多くの人がスメハラを経験している

スメハラはパワハラやセクハラのように、社会的に大きな問題として取り上げられることはほぼありません。しかし、スメハラで「においをなんとかして欲しい」「不快なにおいがストレスになる」と、悩む人はたくさんいます。

スメハラに悩む人が多い一方で、ほとんどの人は我慢しています。相手が家族なら、「汗くさいよ」「頭がにおうけど、ちゃんと洗った?」などと、ストレートに指摘できるでしょう。しかし、職場の人に対してそうはいかないため、不快でも我慢するしかないのです。

スメハラになりやすいにおい

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誰でも多かれ少なかれ、においを発しているものです。しかし、においで周囲を不快にさせているのは一部の人です。スメハラと思われてしまうのは、どのようなにおいでしょうか。

汗や皮脂による「体臭」

代表的なものは体臭です。真っ先に思い浮かぶのは、 汗をかいて時間が経ち、菌が繁殖して悪臭になってしまう『汗臭』、中高年特有の『加齢臭』や40代頃から発生しやすい『ミドル脂臭』、精神的なストレスや肉体的な疲労からくる『疲労臭』などがあります。

食べ物や体調が原因の「口臭」

職場で会話をするときに、相手の口臭で不快な思いをする人は多いものです。席が近い人や業務上よく喋る相手の口臭がきつい場合は、スメハラにつながります。

口臭には、生活する中で誰にでも起こる『生理的口臭』と、虫歯や歯周病、舌や胃の病気からくる『病的口臭』があります。生理的口臭は寝起きや空腹時、緊張しているときに強くなりますが、本人のケアで予防できます。

一方、病的口臭はにおいの原因となっている病気を治療しないとおさまりません。

ニラやニンニクなど、においの強い食事も口臭の原因です。業務中にコーヒーを飲む習慣がある人も、コーヒー豆の微粒子が舌の表面に付着するため、口臭が強くなるので、気を付けましょう。

服や髪に染みついた「タバコ臭」

タバコ臭は、非喫煙者にとって非常ににおうものです。現在は完全分煙の職場が増えて受動喫煙の機会は減っているものの、喫煙者にはタバコのにおいがこびりついているため、スメハラにつながってしまう場合も。

タバコがにおうのは、吸っているときだけではありません。口臭の原因になるだけではなく、顔や手、髪や服にもにおいが染みつき、長時間残ってしまうのです。タバコのにおいがただよっている喫煙所で一服してきた人からは、かなり強いタバコ臭がしますので、タバコ臭が特に苦手な人にとってはスメハラと捉えられてしまうかもしれません。

スメハラの問題点とは

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スメハラは「何かされてるわけでもないし、たかがにおいのことだから」と、我慢できるものではありません。いろいろとデリケートな問題につながります。

業績悪化に影響しかねない

仕事中にずっと不快なにおいがしていたら、業務に集中することができません。「うう、におうなぁ…」と思い続けながら作業をしていると、ミスやパフォーマンスの低下につながってしまいます。

長時間のスメハラに対し、「悪気がないのは知っているけど、どうしても無理」と感じている場合は、体調不良の原因にもなりかねません。スメハラを我慢しなければならない精神的苦痛も大きく、ストレスがどんどん溜まっていくでしょう。

原因である人が無自覚

人間は基本的に、自分の発するにおいに対して鼻が慣れており、気付きません。スメハラの原因になっている人は自分のにおいに無自覚で、周囲が不快な思いをしていることを知らないのです。

自分で「うーん、今日はちょっとにおうかな?」と思っていても、周囲に迷惑をかけるレベルとまでは考えていません。自分のにおいのひどさに気付かなければケアしようとも思わないため、本人は無自覚なままスメハラを続けることになってしまうのです。

指摘しにくい

そもそも、原因となっている人に「あなたは周囲が迷惑に思うほどにおっている」と指摘しにくい点が、スメハラの大きな問題です。いくらスメハラに迷惑していても、職場の人に面と向かって「ねえ、口臭気を付けて」と言える人はあまりいません。

どんなに気をつかって伝えたとしても、「自分はそんなにくさいの?」と傷ついてしまうケースがほとんどでしょう。人によっては「侮辱されている」「いじめられている」と受け取る可能性もあるため、伝え方が非常に難しいのです。

スメハラの対処法

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スメハラの有効な対処法は、本人がケアをする気になるように誘導することです。取り組みやすい誘導方法と、それでもダメだった場合の対処法を紹介します。

消臭アイテムを活用する

席が近い人がスメハラの原因である場合は、自分のデスクに消臭アイテムを備えるとスメハラ対策になります。無香性の消臭アイテムや、卓上型の空気清浄機などがおすすめです。

香りが強い芳香剤でにおいを誤魔化すという手段もありますが、芳香剤のにおいが新たなスメハラの原因となる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。

においの話題を出してみる

スメハラの対処法として、スメハラの原因になっている人とにおい対策について話す方法があります。相手に「におわないように気を付けなきゃ」と自発的に思ってもらえるように、軽い感じでにおいケアの話をしましょう。

体臭がきつい人には、「私って汗っかきだから、においが心配なんだよね。汗拭きシートでケアしなきゃ」などと、自分を例に出すのがよいでしょう。

口臭がきつい人には、「歯周病って口臭の原因になるらしいね。歯医者で診てもらおうかな」など、一般論として話題に出してみるのも効果的です。

相手が「そうなんだ。私もケアした方がいいかな?」と話に乗ってきてくれれば、直接においを指摘しなくても、一緒に対策を考えることができます。

上層部へ相談する方法も

スメハラが一向に改善されない場合は、上層部へ相談してみるという方法もあります。

会社によってはハラスメントや人間関係、悩み事の相談窓口を設けているところがあるため、調べてみるとよいでしょう。

専門の相談窓口がない場合は、上司や人事に相談することになります。不要なトラブルを避けるため、相談するときは他の人の耳に入らないように注意しましょう。

まとめ

においで周囲に不快感を与えるハラスメントを『スメハラ』といいます。多くの人が「においで迷惑している」と感じた経験があるにもかかわらず、デリケートな問題であるため、本人に指摘できないでいるケースがほとんどです。

スメハラになりやすいにおいには、体臭や口臭、タバコ臭があります。スメハラの原因である人は無自覚であることが多く、周囲が我慢している状態です。

スメハラに対しては、消臭アイテムを活用したり、原因である人との会話でにおいの話題を出したりするのがおすすめです。職場の人間関係を崩さないよう、「ケアをしようかな」と自分から思ってもらうようにしていきましょう。