堅実女子ニュース&まとめ 自他共に認めるエース社員、「あの人のいる飲み会には行きたくない」と陰で言われていることを知り…【後編】

0か100かの方法は“時代に合った”方法じゃない

そこから教育の方向性を、一人ひとりの個性や意思を尊重する方向へ変えたあさひさん。自分の意見や考えを100%押し付けるのではなく、個々に合った方法で成績を上げるよう心がけたのです。

「実際、今までの方法で大きく化けた子は複数名います。ただついていけない子は泣いちゃって、つまづくか辞めるか。両極端な結果だったことは確かですね。だから自分の指導方針の間違いを再確認して以来、全員を着実に伸ばしていく方向へシフトしていきました。

そこでハッとさせられるんです。0か100かの方法は“時代に合った”方法じゃないんだって」

働き方や考えも自由度が高くなった現代、“縛られる”ことを嫌う若者が多いと言われています。

型にはめて働くことを“強制”する方法はもう通用しない、それを学んだあさひさんは、伸び伸びとさせること、一つの方法だけを強く推奨しないことを新たなマイルールとして設定することに。

「あれやれ、これやれ、ではなく、『こうした方があなたのためになる』など、柔らかい言い方を心がけました。

後輩にも色々なタイプがいて大変なのは確かなんですけど、こっちの受け入れ容量もアップデートしていかないとダメ。そういうことも“時代に合わせた”ということなのかなぁと思います」

指導方法をガラリと変え、叱ることも少なくなっていったため、最初は周囲も戸惑い気味だったとか。けれども明らかにピリついた雰囲気が消えたところ、徐々に後輩との関係にも変化が出始めたのだそう。

「まず最初に、指導法を変える時に、担当している子一人ひとりへ謝罪しました。『今まで厳しく言いすぎてごめんね』って。こっちから歩み寄ったら今までビクついていた子も、しっかりと話してくれるようになるなど、良い方向へ進んでいったのです。

まぁ長いこと厳しくしてきたので、社内でそのイメージはすぐに消えません。やっぱり私のことが未だに好きでない人もいます。れからの行動で挽回していかなくてはならないので、修復には時間がかかると思います。

でも、あれから悪い評判を耳するとか、そういうことはなくなりました。私は自分ができるからといって少し天狗になっていたので、そこも気を付けたいですね。

後輩指導は本当に難しいですが、ガミガミ叱るだけが教育でないことにやっと気付けた感じです。上に立つ人間だからこそ、お手本になるような存在になれるようもっと頑張ります」

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