堅実女子ニュース&まとめ 夕方に空を眺めてみて!今年いちばん明るい金星を見よう

夕暮れの空が美しい季節になってきました。日が沈む前、ちょっと空を眺めてみて! 心洗われるような澄んだ夕焼けが見られるかもしれません。そんな西の空で、細い月と惑星たちが大接近します。

今年いちばん明るい金星を見よう!

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12月4日17時ごろ。南西の空に金星が光り輝く。(画像:国立天文台)

宵の明星こと金星が、今年いちばんの輝きを放っています。12月4日には最高光度マイナス4.7等にまで達します。どれくらい明るいかというと、1等星の100倍以上です!  

明るいということは地球に近いということでもありますので、双眼鏡をお持ちの方はレンズを金星に向けてみてください。上の図のように、金星が月のように欠けているのがわかります。(レンズを向けるのは日没後にしましょう。レンズを通して太陽を見るのは大変危険ですので絶対にしないように!)

12月7日、三日月が金星に大接近。明るいのはどっち?

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12月7日の17時の南西の空。右下に見える明るい星が金星、その少し左に三日月が見える。(画像:アストロガイドブラウザ2021/アストロアーツ)

その明るい金星に、7日の夕方、三日月が大接近します! 細い三日月と、最高光度の金星、どちらがより明るく見えるでしょうか? ぜひ見比べてください。

そして月は毎日、動きます。翌8日の同じ時刻には、東にずれて土星に大接近。翌9日にはさらに東にずれて木星に大接近。1日ずつ、惑星たちにすり寄るお月様です。

月は1日ずつ太り、それにつれて明るさも増していきます。惑星と月の明るさを比べてみる絶好のチャンスです。

師走の夜空はヒッソリして観測向き

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12月中旬の20時ごろの東京の星空。(画像:国立天文台)

早いもので夜空も師走を迎えています。夜20時ころの南の空は上の図のように、ペガスス座やアンドロメダ座、ペルセウス座、くじら座など、まだ秋の星座たちが占領していますが、木星も土星も消えてしまって、おそらく町中ではほとんど星が見えない暗い空です。家の中で鍋でもつつきながら静かに過ごすのがお似合いかもしれません。

とはいえ、月明かりがなく、空が晴れ渡っていることが多く、かつ真冬のように寒くないこの季節は、実は天体観測にはうってつけです。

たとえば、東の空から昇ってくるおうし座のすばる(星団)、オリオン座の三つ星の下にある小三ツ星のあたり(オリオン大星雲)。双眼鏡をお持ちの方はぜひ見てみてください。キラキラときらめく星たちが、目に飛び込んでくることでしょう。また、暗く見える夜空に、ポツポツと星を見つけるのも楽しいものです。

あわただしさを感じる12月ですが、夜は星空を眺めて、心をときめかせてください。ときめいたら眠りましょうZzz….

*文中の時間や星図は東京の国立天文台を基準にしたものです。

文/佐藤恵菜