堅実女子ニュース&まとめ SNS運用知識ゼロのアラフォー女性が、自社アカウントを集客に繋がるまで成長させたコツ【前編】

麻里子さん(36歳・仮名)は、カルチャースクールの受付や事務作業を行う正社員。大学卒業後からずっと今の仕事一筋です。

職場の年齢層は高く、麻里子さんが最年少なのだそう。客層も、自分より年配の人が8割とのことで、滅多に20代、30代は見かけません。

「“シニアのための”とか“中高年でもできる”という授業ばかりなので、自然と年齢層は上がります。教えている先生もご高齢ですし。あとは子供さん向けのピアノやバレエ教室も開校しているので、小さい子の来店もまぁあるかな?

ただ両極端な客層で、中間の年齢が全くいないんです。30代くらいの方でがお見えになる場合も、子供の付き添いとかなので、実際に受講しているわけではありません」

メインターゲットが50代~60代以降であり、会員のほとんどがカルチャースクールの近くに住んでいる地元の人。シニア層は退職後の趣味を探すべく、複数の教室に入会することも多いようです。

「習い事にお金や時間を割ける人が集まっていますから、そこそこリッチな方も多いです。土地持ちとか、資産家とか、どこかの会社の会長さんとか。特に2、3個習い事をしている場合は、100%お金持ちの方ですね。みんな定年後も悠々自適に生活している感じです」

コロナ禍で売り上げ激減…存続がピンチに

多くの会員に支えられていた麻里子さんの職場ですが、新型コロナウイルスの襲来により事態は急変。一気に売り上げが傾いてしまいます。

教室を行う部屋の面積は狭く、密になってしまうこと。そして、年齢層の高さにより、感染リスクの危険性が大幅に上がってしまうことから、スクールの休校を余儀なくされたのでした。

会社にとっては大きな打撃です。アルバイトやパートは出勤できず、社員間でも不安の声が次々と上がっていたとか。

「こちらから休校の連絡をする前に、先生や会員さんのほうから『レッスンを一旦ストップして』と言われたくらい。新型コロナが流行り始めたあたりから、そういう連絡がバンバンきまくっていました。

教室を担当する先生たちからも『収束するまで、しばらく教室をお休みさせてほしい』と言われたりとか。会員さんも退会が相次いで、会社としては売上急減のピンチに。3~6月くらいまで退会・休会ラッシュで、毎日返金作業ばかりしていました。

アルバイトやパートさんは、ほぼクビ切りに近い状態ですし、私たちも教室がないなら出勤する必要がありません。しばらくは月の半分くらいしか行かず、お給料も半分になって…。いくら正社員でも、みんな戸惑いを隠せていなかったです。最悪の場合は職を失うんじゃないかって」

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