堅実女子ニュース&まとめ 夜のお仕事専門のヘアメイクさんって?魅力や必要なスキルを聞いてみた【前編】

「夜のお仕事専門」のヘアメイクさんがいることをご存じでしょうか?日夜、お店に出勤するキャストたちを煌びやかに仕上げるサポート的な役割を担っています。

結婚式場などで活躍するヘアメイクさんと何ら変わりありませんが、対象としているお客様が “夜の仕事に就いている人たちのみ”と聞けば、どのような仕事なのか気になる人も多いはず。

今回は、繁華街のセットサロンに勤めて7年の、あさみさん(仮名・30歳)にお話を伺いました。

「夜のお仕事専門のヘアサロン」との出会い

あさみさんは、上京後美容専門学校に通い、卒業後に美容師として働き始めます。最初の就職先は、地元客に愛される老舗のヘアサロン。のんびりと働きたかった彼女にとっては、ピッタリな職場だったと言います。

「もともと都会でトップスタイリストになりたい!とは全然思ってなくて…。どちらかというと、国家資格だから食いっぱぐれないしな、くらいの感覚で学校に通っていました。親せきの叔母さんが地元で理容室を経営しているので、働くところがなかったらそこへいけばいいや~とか、当時は思ってたり。

そのため、就職先もあえて都心を選ばず、せかせかした雰囲気のない小さな美容室を選びました。年齢層も高く、地元のお客様がほとんどでした」

数年経つと、段々と仕事にマンネリ感を覚えてきたとか。最初は和やかな空気が良かったものの、かわり映えのしない毎日に飽きがきてしまったのです。

「若いお客様はあまり来ず、メインは白髪染めとかそういう感じで。美容学校時代の友達と再会して、都会でキラキラしているのを見てたら羨ましくなっちゃって。それに、『高い家賃を払って、東京に居続ける意味ある?』なんて思ってしまったんです。

これだったら地元へ戻って、細々とやっているのと変わらないということに、勤続3年目でようやく気づいたんです(笑)

地元へ戻るか、職場を変えて心機一転頑張るか悩んでいたところ、ちょうど友達から声がかかりまして。それが繁華街にある、夜のお店と提携するセットサロンでした」

人手が足りないらしく、スタッフとして働かないかと友人から打診が。セットにはあまり自信のないあさみさんでしたが、都会に出られる喜びで大興奮。それに勤務形態も非常に魅力を感じたとか。

「地元特化型の美容室ってオープン時間が早いんです。私は朝がすごく苦手で、毎日眠気との戦いでした。一方、セットサロンが混みあうのは夜です。つまり、今までと出勤時間が大きく変わり、昼以降から働けばいいとのことだったんです。

朝早く起きなくていいし、都会で仕事できる!っていうだけで即OKを出しました(笑)。まぁ、この甘さがのちに悲劇を呼ぶんですけど…」

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