堅実女子ニュース&まとめ 共感力が高い人とは?身に付けるメリットや高め方、注意点も

共感力を持っているといないとでは、周囲からの評価が大きく変わってきます。さまざまな場面で求められる能力ですが、意識しないとなかなか身に付けられません。共感力が高い人の特徴や高め方などを知り、仕事やプライベートで役立てましょう。

共感力ってどんなもの?

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「共感力が大事」といわれても、具体的にどんな力のことなのか分からない場合があります。共感力について理解を深めるために、詳しい意味をチェックしましょう。

そもそも「共感」とは?

共感は他者の体験や感覚を、自分自身のことに置き換えて共有している状態です。同じ経験をしていなくても、相手の立場や気持ちに同調してあげられれば、共感していることになります。

例えば、ペットを失い悲嘆に暮れている人が目の前にいたとしましょう。その時に「どんなに苦しいだろう」と想像し、悲しい気持ちになる人は共感できているといえます。

ネガティブなことだけに限らず、喜びや感動などのポジティブな感情でも同様です。似たような経験をしていれば、よりリアルに心情を読み取れることもあります。

共感力が高い人の特徴

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共感力が高い人の特徴を知ると、自分も真似しやすくなります。身近に共感力が高いと感じる人がいるなら、よく観察してみることがおすすめです。どんな特徴を持った人が多いのか、見ていきましょう。

好奇心旺盛で他人への関心が高い

共感力が高い人の特徴に、『他人が何を考えているのか』に対して、強い好奇心を持っていることが挙げられます。

「この人は何をしようとしているんだろう」「何をしてほしがっているのかな?」などと考えながらコミュニケーションをするため、相手についてよく知ることができます。

自分にしか関心がないタイプの人は、相手が興味を持っていることについての関心が薄く、共感しようにもできない状態に陥りがちです。

聞き上手

相手の話をよく聞くタイプの人は、共感力が高いといえます。相手の気持ちを理解したいと考えているので、『聞き役』に徹するのです。

相手は「熱心に聞いてくれるから、話すのが楽しい」と感じ、ほかの人にはいえないような話題も口にしやすくなります。

話を黙って聞くだけでなく、相手が言葉に詰まったり、話し方に迷ったりした時は、「それって、例えばこういうこと?」「それからどうなったの?」というように、相手が話しやすくなる合いの手を入れられることも特徴でしょう。

自分の意見や価値観を押し付けない

共感力が高い人は、相手の話を肯定的に受け取ります。相手の考えを否定するようなことをいわず、自分の意見や価値観などを押し付けようとしません。

このような人は、共感できないと思ったことに関しても、人の考えを尊重しています。意見を求められた時以外は、口出しせずに聞くことができるのです。

いいたいことがある場合は、「〇〇さんはそう思ったんだね。私はこう思うな」というように、相手の考えを受け入れたうえで自分の意見を伝えます。そのため、スムーズに意見の交換ができ、相手を傷つけることがありません。

共感力を身に付けるメリット

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社会生活を送るうえで、共感力があることで得られるものはたくさんあります。メリットの大きさを知ると、「ぜひ身に付けたい」と感じる人が多いはずです。共感力を身に付けることには、どんなメリットがあるのでしょう。

コミュニケーションがスムーズになる

共感力があると、常に相手の立場になって『どう行動すれば喜んでもらえるか』を考えられるので、コミュニケーションがスムーズになることがメリットです。

相手に共感できていれば、相手が嫌がる言動をしなくなります。他人を怒らせたり気まずくなったりすることが減り、人間関係が悪くすることが少なくなるはずです。

「うまくいかないな」と思う人がいる場合は、相手に共感するように努めると、関係を改善できる可能性が高くなります。

人脈を築きやすい

自分を否定してくる人よりも、共感してくれる相手に心を開く人がほとんどです。共感力が高い人は多くの人に好かれるので、人脈を築きやすいというメリットがあります。

相手の機嫌を取るために上辺だけの褒め言葉をいったり、必要以上にへり下ったりしないので、他人からの信頼を得られるのです。お互いに共感し合える関係の人が、自然と周囲に集まるでしょう。

人脈があることは、それだけ人望があるといい換えることができます。そのため、ピンチの時に手助けを得られるところも魅力です。リーダーの資質の一つとして、共感力が求められることも少なくありません。

交渉上手になれる

共感力がある人は『相手が求めていること』を理解できるので、交渉上手になれます。交渉とは、話し合いを重ねて取り決めを結ぶことです。

相手が何を求めているかが分からない状態では、うまく交渉できません。共感力がないと話し合いがうまくいかず、交渉は決裂しやすいでしょう。

共感力は営業・企画・クレーム対応など、さまざまなビジネスシーンで役に立ちます。クライアントの気持ちに寄り添った提案ができれば、良好な関係を築くことができ、会社の利益につなげられるでしょう。

高すぎる共感力の注意点

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共感力が高いことは素晴らしいことですが、実は注意したい点もあります。共感力がありすぎると、気づかないうちに不調になってしまうこともあるのです。どんなことに注意すればよいのか知っておきましょう。

ストレスが溜まりやすい

相手の気持ちがよく分かることは、良い面ばかりではありません。喜びや楽しさなどを共有できるのは素晴らしいことですが、『ネガティブな感情』を共有しすぎると、心が疲れてストレスが溜まってしまいます。

社会生活を送るうえで、相手の気持ちが理解できるに越したことはありません。しかし、分かりすぎても人の感情に振り回されてしまったり、気遣いをしすぎたりして疲れてしまいます。

共感力が高すぎる人は、テレビの悲しいニュースを見ただけでもつらくなってしまうことがあるので、できるだけ明るい話題に目を向けるようにしましょう。

訓練すれば共感力は高められる

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共感力があると多くのメリットを得られるため、身に付けたいと考える人は多いはずです。共感力は訓練次第で高められるため、どのように鍛えればよいのか、見ていきましょう。

映画や小説などを楽しむ

共感力が低いと感じるなら、映画を見たり小説を読んだりすることがおすすめです。ただ見て楽しむだけでなく、登場人物の心情を考えるようにすれば、共感力を鍛えられます。

登場人物の『行動の動機』や『価値観』などを想像しながら見ると、共感するための糸口が見つかるでしょう。共感力が身に付くだけでなく、より深く物語を読み解くことができ、充実した時間を過ごせるところも魅力です。

「私だったら、主人公と同じ行動ができるかな」というように、自分に置き換えて考えてみてもよいでしょう。

話している相手の言葉を繰り返す

相手の気持ちを考えた受け答えをしようと思っても、つい自分の話題や意見を中心にしてしまうことは少なくありません。そんな時は、相手の言葉を繰り返す方法を試してみましょう。

話している相手が「〇〇をすることだけは受け入れられない」といったとしたら、「〇〇は避けたいんですね」というように、同じ意味の言葉を繰り返します。そうすることで、相手は「自分の意見を受け止めてもらえた」と感じるのです。

話し手の気持ちを確認し、しっかりと胸に刻み付ける効果もあり、『相手を主役にした話題』を続けやすくなることもメリットです。

相手の立場で考える

周囲にいる人の気持ちが分からず、うまく共感できないこともあります。そんな時は、相手の立場になって考えてみることが大事です。

職場で、ぼんやりしている人がいたと仮定しましょう。その人に対して、「あの人はやる気がなくて迷惑だ」と思って、腹を立てる人もいるはずです。

共感力があり、日ごろからよく人を観察している人なら、「あの人は子どもがまだ小さいから、寝不足なのだろう」「新しい仕事を任されたばかりで、戸惑っているのかも」などと、相手の立場になって考えられます。

その人に関心がないと『相手が置かれている状況』を察してあげられず、共感もできません。普段から、周囲の人とよくコミュニケーションをとるようにしましょう。

まとめ

共感力を身に付けると、周囲とのコミュニケーションをとりやすくなり、心を開いて接してくれる人が増えるはずです。

相手の気持ちを考えられるようになれば、交渉事がうまくいったり、クライアントが求めている提案ができたりと、仕事の面でもメリットが大きくなります。

共感力が足りない場合は、相手の立場になって考えることを心掛けましょう。また、相手の言葉を繰り返す癖を付けると共感しやすくなります。簡単にできることから試し、共感力が高い人を目指しましょう。