堅実女子ニュース&まとめ 同棲中の彼がうつに…。日常の中で女性が感じた最初の違和感とは【後編】

今回は一緒に暮らしている彼氏がうつ病になった女性に話を聞きました。

久乃さん(仮名・33歳)は、「聞き上手」で社内から慕われている4歳上の陽太さん(仮名)と付き合って2年、同棲して1年半のときから陽太さんの様子が以前とは違うことに気づき、「イライラ」「食欲不振」「ストレス」「病気」と検索をかけて出てきた結果はメンタルクリニックや病気などを疑うものばかりでした。

【前編】はコチラ

痩せていく原因は内臓疾患ではなかった

まず久乃さんはメンタル系のカウンセラーの資格を持つ友人に相談します。

「彼女は『医師ではないのでハッキリしたことは言えないけれど…』と付け加えながら、食欲が減り痩せてきていることを、まずは気にかけて病院を進めてみたほうがいいと助言をくれました。私自身、いきなりメンタルクリニックに連れて行くにもどう声をかけていいのかわかりませんでした。その答えとして『まずは内科でいい』と言われたんです。すぐにストレスだからうつ病かもしれないと疑ってしまうけれど、もしかしたら内臓など、本当に悪いところがあるのかもしれないからと。内科なら本人にも言いやすいと思いました」

まだ新型コロナが猛威を振るっている頃ということもあり、久乃さんは内視鏡検査ができる小さな病院に陽太さんを連れていきます。そして、結果は異常なしでした。

「友人の助言の通り、心配しているということをちゃんと伝えたことで、病院に行ってくれました。

でも、内臓の病気などではなかったのはもちろん嬉しかったけど、これでやっぱりうつ病なのかもしれないという思いが強くなりました」

久乃さんは日常会話で一度メンタルクリニックの話題を振ったものの、陽太さん本人は無関心でした。そこで再度友人からの助言により、久乃さんは陽太さんを心配しているという態度を崩さずに、仕事の話を聞くようにしたと言います。

「リモートになったことで彼の電話の多さに驚きました。自分の仕事が一切はかどらないほどの電話を受けていて、その中にはずっと『すいません』と謝っているものや、相手が一方的に話しているだけなのか『うん、うん』というだけのものがありました。

私が仕事のことについて聞いたら、意外と彼は答えてくれました。その中でどんなに大きな仕事を抱えているのかを知ったんです。その話の途中に、彼は話しながら急に泣き出しました。『辛い』と言いながら。もっと早く聞いてあげるべきでした」

マイナスの出来事が、結果プラスに作用した

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