堅実女子ニュース&まとめ 家の相続で一番大変だったこと、3位親族間での人間関係、2位進め方、1位は?

まだ先と思わずに、そろそろ考えておきたい「家の相続」について。Suits woman読者のなかにも、家の相続について大変な経験をした人もいるのではないでしょうか。想像もしていないような、さまざまな困難があるかもしれません…。実際に家の相続を経験した人はどうだったのか、気になりますね。日本トレンドリサーチ日本クレアス税理士法人が共同で調査を実施した「家の相続」に関するアンケート結果を見ていきましょう。

56.4%が、家を相続するときに大変だったことがある

事前調査で「親族から家を相続したことがある」と回答した全国の男女800人に、家を相続するときに大変だったことはあるか聞いたところ、56.4%が「ある」と回答しました。

6割近くが家の相続時に大変だったと回答

半数以上の人が何らかの大変さを味わったということですが、具体的にはどのようなことが最も大変だったのでしょうか。

もっとも大変だったことは「名義変更」が30.8%と最多

突然家の相続をしなければならないような状況になることも多く、分からないことばかりだったという声も

1位 名義変更(30.8%)

家を相続するときにもっとも大変だったことのトップは「名義変更」(30.8%)でした。なかでも「書類関係」が大変だったと答えた人が多数おり、相続権利者が複数いたり、以前の名義変更ができていなかったという実態など、そういった状況になって初めて分かることも多いようです。

  • 相続権利者が複数いた為、連絡や了承が大変だった(40代・男性)
  • 土地の名義変更申請に必要な書類を揃えるのに手間がかかった(60代・男性)
  • 登録登記などの書類を揃えたり、司法書士さんと相談を重ねたり、自分にとっては初めての経験だったので何かと大変だった(60代・女性)
  • 手続きをするにあたって、色々な書類が必要! それを集めるのが大変(70代・女性)
  • 法務局に出向いて書類に必要事項を記入するのがわからなくて教わりながら書いた(70代・女性)

2位 相続の進め方(23.7%)

続く2位は「相続の進め方」(23.7%)。一生のうちで何度もすることではないので、自分ですべてやろうとすると「何から手を付けていいのか分からない」という状況に陥ってしまう人が多いようです。また、親族が遠方に住んでいたという場合も多く、行き来するだけで大変だったというケースも。

  • 初めての事で何も分からない所から始めました。幸いアドバイスしてくれる身内がいて司法書士にお願いする事が出来ました。知らない言葉や揃えないといけない書類が色々あって驚きました(40代・女性)
  • 突然のことだったし何をどうしたら良いのか誰に相談したら良いのか全く分からなかったので、家族で相談しながら調べながら少しずつ進めた(50代・女性)
  • 親が遠くに住んでいたのでそれだけで労力が倍かかった(50代・女性)
  • コロナの関係で、集まることも困難であったから(50代・男性)
  • 遠方の親だったので二人兄弟でどのように相続するかについて大変だった(60代・女性)

3位 親族間での人間関係(21.1%)

3位は「親族間での人間関係」(21.1%)でした。家の相続となると兄弟や親族間での話し合いが必要不可欠に。遺産分割などすんなり決まれば良いですが、そうではない場合も多いよう…。ケンカに発展してしまったり、その後絶縁状態になってしまったという人もいるようなので、事前に少しでも話し合っておくことも重要かもしれません。

  • 兄弟で平等に分け合おうとしたが、話し合いがまとまらなかった(40代・女性)
  • 遺産分割に納得しない親族がいたので家庭裁判所に申し出を行ったこと(60代・男性)
  • ずっと母親の介護をしながら二人で生活していたのですが、母親の亡くなる直前に介護をしていなかった弟が流れ込んできて、母親が亡くなった後、家屋の引き渡しの2日前に「財産を均等に分けなければ何年でもここに居座ってやる」と脅され、結果的に半分以上を持って行かれました。その後の生活が非常に苦しかったです(60代・男性)
  • 兄弟姉妹が多いので行方不明の者や自己主張の激しい者がいて、なかなか話が進まない(60代・女性)
  • お金がからむと人間は豹変する(70代・女性)

4位以下には「相続税」や「税理士など誰に任せたら良いか」がありました。
半数以上の人が、家を相続するときに大変だったことがあるということなので、備えておくことがトラブル回避につながると言えそうです。一生のうちで何度も経験することではない「家の相続」。分からないことも多いので、心配だなと思う人は、その道のプロである税理士さんなどに早めに相談してみるのも良いかもしれません。

突然焦らないよう、備えが必要かもしれません

【参考】※ 日本トレンドリサーチ日本クレアス税理士法人
【調査概要】
調査期間:2021年12月26日~2022年1月6日
集計対象人数:800人
集計対象:事前調査で「親族から家を相続したことがある」と回答した全国の男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%
にならない場合があります