日本には25か所の世界遺産があります。あなたはそのうちいくつ知っていると思いますか?
阪急交通社が全国500名以上の方を対象に日本にある世界遺産についての知名度調査を実施したところ、最も知名度が高かったのは「屋久島」で約7割の人が世界遺産と認識。逆に最も知名度が低かった「国立西洋美術館本館」は知名度8.6%でした。以下25位までをランキングにまとめてみましたので、チェックしてみてください。
知名度TOP3「屋久島」「原爆ドーム」「厳島神社」
断トツで最も知名度が高かった「屋久島」は1993年に日本で初めて「自然遺産」として世界遺産に登録されました。樹齢数千年とも言われる屋久島杉の天然林を有すること、植生の垂直分布が顕著に見られること、多くの固有植物が存在することなどが世界遺産登録の理由になったようです。

2位の「原爆ドーム」、3位の「厳島神社」、4位の「姫路城」などは特定の建物としてわかりやすい世界遺産。歴史的な場所として学校で学んだり、修学旅行等で実際に訪れる人も多いことから知名度も高いことがわかります。
5位の「富岡製糸場と絹産業遺産群」や21位の「北海道・北東北の縄文遺跡群」などは、「~群」として複数の遺産をまとめた世界遺産。そのため、具体的にどんな構成資産があるのかよく知られていないケースも多いようです。

では世界遺産に実際に行ったことがある人はどれくらいいるのでしょう。