いまだ留まるところを知らない新型コロナウイルスの感染拡大。コロナ禍による先の見えない不安から、結婚を考えた方や婚活をスタートさせた方もいらっしゃるでしょう。
そんな中、TMSグループでは、コロナ前後での恋愛・結婚活動に変化があったかを調べるため、婚活を行っている男女を対象に、「コロナ禍での恋愛・婚活アンケート」を実施。相手に求める条件の変化などが明らかとなりました。
コロナで結婚したい気持ちが高まった方は3割以上に!

コロナ禍での外出制限によって、結婚への意欲はどのような変化をもたらしたのでしょうか。まずは、「コロナ禍で婚活に対する意識に変化はありましたか?」という質問をなげかけたところ、「結婚したい気持ちが高まった」と回答した方が33.3%となりました。
全体では、変化しなかったという意見が多かったものの、「結婚への意識が下がった」と回答した方に対して、約5倍の結果に。コロナ禍の影響は、生活スタイルの変化や考える時間ができたことで、結婚への意識が高まる傾向にあったようですね。
約2割は相手に求める条件にも変化あり!

次に「コロナ禍で結婚相手に求める条件に変化はありましたか?」と尋ねてみると、「変化があった」と回答した方は22.1%と2割以上の結果となりました。
これまで結婚相手に求める条件といえば3高(高学歴・高身長・高収入)と言われてきました。コロナ禍は、結婚への意識変化だけでなく、結婚相手に求める条件を見つめなおすきっかけとなったことが見受けられます。
コロナ後の結婚相手に求める条件のトップは男女共に同じに!

男性の結婚相手に求める条件のトップは、コロナ前・後に関わらず「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」となりました。ワークスタイルの変化により、リモートワークなど自宅で過ごす時間が増えた方も多いことでしょう。
同棲しているカップルの中には、同じ空間でそれぞれの仕事をする場面があるかもしれません。そんな時、同じ空間にいても居心地いい相手って、とても理想的ですよね。また2位の「自分と同じ価値観」も、共に生活していく上で重要視する方も多いようです。
3位は、コロナの前・後でガラッと変わり「健康である」がコロナ後にランクイン。健康第一と思う方も増えていることが見受けられます。コロナ前で3位にランクインしていた「容姿・センス」は、コロナ禍の後ではランク外となり、重視する男性が減ったようです。コロナ禍によって、見た目より大切なものを見つけた方が多いのかもしれせんね。

一方の女性は、どうでしょう。これまで女性が求める条件の不動の1位は「安定した収入・職業である」でした。しかしコロナ後は、男性の1位同様に「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」を大切にする方が増えたということが見て取れるでしょう。共に過ごす時間が増える今、以前と考え方が変わってきていることが伺えます。
また「健康である」も、コロナ前からランクアップ。「頼りがいがあり引っ張ってくれる」といった、男性らしさ一面を求める意見よりも、「価値観」や「自分の家族を大切にしてくれる」など、パーソナルな部分を重視している方が増えたことが推測されます。
収入面の安定を求める方が多いものの、高学歴・高身長といった3高に当てはまる2つの部分は、やはり重要度が低いようですね。
男女共に今、結婚相手に求めるポイントは、いかに「一緒にいて居心地が良いか」という点が重視されていることがわかりました。一緒にいて楽しく心地よい時間が過ごせる相手とは、どんな困難でも乗り越えていけるかもしれませんね。これから結婚相手を探そうと思っている方は、ぜひこちらの結果を参考に一緒にいて居心地の良い相手を探してみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査日:2021年11月25日~12月26日
調査方法:アンケートメールによる回答
調査対象:20~50代以上の男女1,464人