堅実女子ニュース&まとめ ただの自己満という人もいるけれど…アラサー女性が「#ていねいな暮らし」で得たこと【前編】

ななさん(仮名・28歳)は、IT系企業に勤務する女性。現在はリモートワークへと移行していますが、コロナ禍の前は出社がデフォルトでした。

激務ではないものの、日々の通勤に追われて自分の生活が疎かになってしまうことが多々起きていたと言います。

「途中で会社が移転してしまい、家から職場が遠くなってしまって…。片道で1時間半近くかかるんです。残業もたまにありますし、毎日生活するだけで結構疲れ果てていました。通勤ストレスって結構大きいと思います。

在宅勤務でできた時間の余裕が、心のゆとりにつながった人も多いよう。

コロナ禍を機に、生活を改めてみた

引っ越すか悩んでいたところでコロナ禍へ突入し、リモートワークに切り替え。これで出社することがなくなり、通勤の悩みから解放されて、心にも時間にも余裕ができました。新型コロナは早く収まってほしいけど、在宅勤務はずっと続いてくれないかなぁ」

自分自身に余裕を持ち始め、2020年のコロナ禍では“おうち時間”をどう充実させるかにフォーカスしたななさん。そんな時にSNSにて、あるハッシュタグを発見します。

「今すごく流行しているんですけど、“#ていねいな暮らし”って知ってます?これを実践したらもっと日々が充実するかと思って、トライしてみたんです。ずっと家にいて、同じような毎日を繰り返すって飽きてくるじゃないですか」

“ていねいな暮らし”に明確な定義はありませんが、いつもの毎日にひと工夫・ひと手間を加え、生活をより豊かにすることを示しています。

例えばいつも白米を炊飯器で炊いているのなら、土鍋を使ってみる。備長炭を使って自家製ミネラルウォーターを作ってみる、などなど。

食のみならず、身に着ける衣服の素材に気を配る、アロマオイルを導入する、オーガニック製品を使うといったことも“ていねいな暮らし”の対象となっているとか。

慌ただしい日々から解放された彼女は、細部にまで気を配った生活をいざ実践。最初はどんなことを試したのでしょうか?

「SNSを見ていると隅から隅まで徹底している人や、ちょこっとだけ丁寧さを生活に取り入れてみる、といった人まで様々。私も初めから衣服を全てオーガニックコットンに…とはできないので、取り掛かりやすい“食”から挑戦しました。

もともと自炊は週何回かしていたので、家に一人用土鍋があったんですね。お鍋を作る以外の利用目的がなかったのですが、これを機にお米を炊いてみることにしました」

いつもは炊飯器の早炊きモードしか使ったことがなかったとか。土鍋との違いを聞いてみると、“全然違いますよ!”と一言。やり方もそこまで難しくなく、明日からでもスグ始められるものだと言います。

土鍋で炊くご飯がこんなに美味しいなんて!(ななさん写真提供)

「家に土鍋さえあればイイので、わざわざ炊飯専用の土鍋を買い直す必要はないと思います。米一合に対してお水は200ml。これを30分~1時間程度給水させてから、ようやく火をつけるんですね。

この放っておくひと手間がダルい!って意見もありますし、私も面倒くさくて一度給水を省いて火をつけたんです。そしたら炊きあがりが全然違いました(笑)。水をしっかり浸透させる工程は省いちゃダメだということに気づかされました。

面倒で、米をといだら速攻で炊飯器のスイッチを押す人もいると聞きますが、ちゃんと給水させて待つ。ここに時間をかけるのも“ていねいな暮らし”のコツです」

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