堅実女子ニュース&まとめ 2021年末に香港から日本に入国したら…驚きと感動の連続だった【前編】

長引くコロナパンデミックのなか、各国で海外からの入国者に対する措置が設けられています。例えば、筆者が暮らす香港では、ワクチン接種者であっても入国時に3週間の隔離が義務付けられており、出発した国によっては市内から遠く離れた島にある隔離施設に収容されることも。

島での隔離だけでなく、一時はGPS付きのバンドによって隔離対象者の管理をしていた香港政府。徹底的な対策によってコロナ感染者の抑制に成功しています。

今回は、昨年12月に約2年ぶりに日本に帰国した際の体験談を交えながら、自主待機の実情や帰国時の注意点などについてご紹介します。

※本記事の内容はすべて2021年12月29日入国時点での情報です。

PCR検査は出国の72時間前

香港から日本に帰国する場合、出国する時間の72時間前までにPCR検査を受け、陰性証明を取得しなければなりません。この検査から出発までの3日間は、人との会食やショッピングなども制限はされていません。香港では、現在(2022年1月末)は午後6時以降レストランなどがすべてクローズし、学校もオンライン授業に切り替わっていますが、昨年12月末の時点においては基本的に自由な環境でした。

入国時は14日間待機

香港から日本に入国する際は、以前は「宿泊施設での3日間の滞在」が必須でしたが、ちょうど私が香港を出国する数日前に緩和されたばかりでした。少し前までは千葉県の成田空港に到着後、福岡まで移動して宿泊施設に滞在するケースもあったようです。なお、宿泊施設には滞在しませんが、自宅など指定場所での14日間の待機は通常通り必要でした。

日本に行く前に用意する必要があるもの

コロナ禍での帰国ということもあり、香港出発前はなにかと準備でバタバタしました。帰国時に絶対に用意しなければならないのは、以下の4つです。

① 72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明

検査の結果については、日本政府が指定したフォームに香港の医療機関が直接記入する必要があります。そのため検査の前に病院に問い合わせて、指定フォームへの記載可否を確認しておきました。

もちろん「陰性証明」は必須。その後もしっかり感染対策を続けなければなりません。

② フライトチケットの確保

現在、香港―羽田空港間のフライトの多くが欠航しているため、私たち家族は成田空港へのチケットを予約しました。通常より便数が少なめなのでやや心配でしたが、出発2週間前であっても空席が残っており、無事に席を確保することができました。

③14日間滞在する待機場所の確保

帰国後に実家へ滞在する方も多いですが、両親が働いていることもあり、滞在中に迷惑をかけないために筆者はホテルのマンスリープランを契約しました。2週間という短い日数の滞在だったこともあり、長期利用時よりも費用が割増しに…。コロナ禍の帰国は非常にコスト高だな、と痛感した瞬間でした。

④待機場所への移動手段

隔離(待機)前や隔離(待機)期間中の帰国者は、電車やバスなどの公共交通機関は使えません。そのため、事前に滞在先までの移動手段を確保しておく必要があります。

手段としてはハイヤーや専用バス、ホテルと連携した専用バス、レンタカーなど。私は、宿泊予定だったホテルチェーンと連携する専用バスを手配していましたが、当日に急遽ハイヤーに変更しました。大きな理由としては、オミクロン株急拡大下における“バス内での感染”が気になったためです。

ちなみに、バスの場合は成田空港から品川区にあるホテルまで大人4,000円、子供2,000円でした(当日でもキャンセル可能、別途手数料は発生)。実際に利用した、成田空港から品川区のホテルまでの専用ハイヤーは、3万円(高速代・消費税込み)でした。

家族で移動したとはいえ、3万円の出費はなかなか大きいもの。コロナ禍での帰国は、準備の手間だけでなくコストもかなりかかります。

後編では、空港到着後の流れをレポート

出国前のPCR検査や事前に用意すべき項目をご紹介しました。後編では、入国後の空港での手続きや自主待機期間中の暮らしについてお話します。待機中に大慌てした、“予期せぬトラブル”とは?

文/山根ゆずか