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毎年訪れる辛い花粉の季節。これまで花粉症の症状がなかったという方も突然症状が現れる場合もありますよね。
バスリエ株式会社は、花粉症に興味のある男女200人を対象にした「花粉症対策」に関する調査を実施。経験者が花粉症シーズンに行っている対策方法が明らかとなりました。
9割以上が花粉症を実感している傾向に!
まずは、花粉症の症状にどれほどの方が実感しているのかを調査したところ、「全くない」と回答した7%を除き、93%がその症状を感じていることがわかりました。
その中でも「やや重い」「重い」が合計で38.5%となり、その症状に頭を抱えている方が4割弱いるという結果に。症状を感じていない方は、全体の1割に満たないとのことから、大半の方が少なからず花粉症状を感じているようです。
特にひどい時期は4月との回答が多数!
では、そんなツライ花粉症ですが、いつ頃が最も辛いと感じる方が多いのでしょうか。花粉症状を感じる方に辛い時期を聞いたところ、28.46%が「4月」と回答。続く2番目には、23.98%が「3月」と回答し、3〜4月に辛い花粉症状を感じている方が多いようです。
この時期は、花粉症の代表的な種類となる「スギ」「ヒノキ」のピークが重なる時期でもあるため、両方の花粉に反応する方は、症状が重くなってしまう可能性も考えられますね。
日頃から行っている最も多い対策は「マスクをする」
多くの方を困らせる花粉症。その症状に対抗するため、花粉症を感じている人たちは、どのような対策を行っているのでしょうか。
普段から行っている対策について尋ねたところ、29.89%の方が「マスクをする」と回答。手軽にできる対策をまず行っている方が多いようですね。続いて「薬」と答えた方が16.79%を占めました。
また、空気清浄機など家電を取り入れた対策をしている方も多いようです。そんな中、1割未満で「入浴の工夫」という回答が見受けられました。
6割以上が入浴で花粉症の症状が改善されると回答!
一部の方の花粉症対策として上がった「入浴の工夫」に着目し、お風呂に浸かる頻度を尋ねたところ、74.5%が毎日浸かると回答。そこから、「入浴により花粉症の症状が改善されることはあるか」との質問を投げかけると、6割以上もの人が入浴によって症状の改善を実感している結果となりました。
改善度合いは人それぞれ違うようですが、お風呂に毎日使っていない花粉症の方には、朗報と言えますね。
症状の改善を感じる温度は「適温」がベスト?
ここからは、入浴による症状改善を感じたことがある人・無い人別に湯温設定を見ていきましょう。全体の割合で見てみると、適温でお風呂に浸かっている方が圧倒的に多く、どちらも7割近い割合を占めました。
さらに「熱め」と「ぬるめ」の割合を見てみると、症状改善が「ない」と回答した方は、「熱め」の割合が高く、症状改善が「ある」と回答した方は、逆に「ぬるめ」の割合が高いことがわかりました。
熱すぎる湯に浸かると、ヒスタミンというかゆみの原因物質が発生することもあるため、花粉症状を感じている際の入浴は、温度設定に注意が必要ですね。
お風呂では「花粉を洗い流す」のが理想!
最後に、お風呂で行う花粉症対策を聞いてみたところ、「花粉を洗い流すこと」が圧倒的に多い結果になりました。また、「優しい石鹸やボディソープを選ぶこと」「こすりすぎないこと」なども上位に上がり、肌への刺激を避ける行動をしている方も多いようです。
毎年花粉症を感じている方は、さまざまな対策をしているようですね。新たに花粉症デビューしてしまったという方は、経験者の対策方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年1月~2021年12月
調査対象:花粉症に興味のある男女200人