堅実女子ニュース&まとめ 【単独インタビュー前編】なにわ男子の長尾謙杜、主演俳優としての素顔は?『HOMESTAY』瀬田なつき監督に聞く

ポジティブで、物怖じしない長尾謙杜

――監督はとりわけ若い俳優さんと数多く組まれています。経験が浅くても余計な力が入らないよう、でもその役として存在できるように導くコツのようなものが?

瀬田「どうなんですかね…? 基本的にはその役に合った人にお願いします。それほどつくりこまず、なるべく自分を延長して考えると役をつかめる気がしますが、今回長尾くんの演じた役は二役のようなもので。しかも真逆のキャラクターに近いというか、演じ分ける部分と、二つの役が重なり合う具合を表現するのは難しかったはずです。スタッフとキャストのみんなでつくっていったという印象ですね」

――長尾さんの、俳優としての可能性をどのように感じましたか?

瀬田「私が…そんな偉そうなことは言えないんですけど」

――そんな、監督!

瀬田「本当に(笑)。なんていうか…ポジティブで物怖じせず、なにに対しても楽しんで果敢に挑んでいく印象でした。いろいろな役をやれば、どんどん引き出しが増える方かなと勝手に思いましたね」

――スマホが手から滑り落ちそう! みたいな動きもナチュラルで。

瀬田「ああ、あれ上手かったですね! 彼がコミカルな役をやるところを観てみたいです。今回はいろいろなものを抱えた役でしたが、彼自身に近い、元気で陽気な役とか楽しそうですよね」

――髪型の変化で別人のように印象も変わりましたね?

瀬田「前半の髪が長い方がウィッグで、短い方は表情がよく見えるようにしたくて。凛々しい眉毛が見える髪型に切ってもらいました」

――真の幼なじみを演じる山田杏奈さんは、もはや本格女優の風格さえ漂います。やるべきことをきっちり抑え、しかもナチュラルで、カワイくて。

瀬田「本当に上手いですよね。長尾くんのお芝居を受け、うまく引き出してくれたから、彼のキャラクターがより活きたように思います。長尾くんとの共演も順調で、今回のような幼なじみの関係って、難しいと思うのですが、そこでやっぱり、たくさんの役を演じてきた山田さんの経験が活きていました。晶との距離感で長尾くんが演じる二役のような役柄、その二つの役の距離感みたいなものが浮かび上がるように、繊細なニュアンスを表現してくれました」

インタビューは【後編】に続きます!

美月先輩を演じる八木莉可子。さわやか! (c)2021 Amazon Content Services LLC

取材・文/浅見祥子 写真/黒石あみ

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