社会人になると、いろいろな人と知りあう機会が多く、自然と社交性が身に付くと言われていますが、人見知りの人にとっては、なかなか苦労が多いもの。株式会社ビズヒッツが、人見知りだと感じている男女500人を対象に行った調査によると、人見知りが原因で仕事に支障が出たことがある人は7割を超えることが判明。仕事でツラさを感じたり、転職を考えたことがある人も少なくないことがわかりました。では人見知りの人はどんな仕事に向いているのでしょう。今回は、人見知りの人が体験した職場での問題と、人見知りの人に向いている職業についてまとめてみました。
人見知りが原因で「業務遅延」「クレーム」にも
「人見知りが原因で仕事に支障が出たことがあるか?」と尋ねたところ、71.6%が「ある」と回答。その詳しい内容を尋ねてみると、「仕事に遅れが生じた」や「顧客からのクレームに繋がった」などが集まりました。中には「時給を下げられた」「辞めさせられた」という体験談も。「精神的にツライ」「表面上頑張っているけど実は苦痛」と言う人もいるようです。
仕事でツラさを感じる時は「報連相するとき」「職場に馴染みにくいとき」
「人見知りが原因で仕事がツライと思うのはどんなとき?」と聞いたところ、最も多かったのは「報連相するとき」で15.6%。「緊張のあまり報告内容や相談内容をうまく話せない」という悩みを抱える人も多く、「報告」「連絡」「相談」時にストレスを感じてしまうという人も少なくないようです。
2位以降は「職場に馴染みにくいとき」「顧客対応するとき」「質問したいとき」と続き、それぞれ1割前後の人が実感。職場や取引先、顧客との人間関係がうまくいかず悩んでいたり、聞きたいことが聞けずに仕事の効率が下がってしまうという人も。さらに周りの人にはできていることが自分にはできないと感じ、自己嫌悪や自己肯定感の低下に繋がってしまった人も多いようです。
では人見知りの人にはどんな仕事が向いているのでしょう。