堅実女子ニュース&まとめ 恋愛経験ゼロの私は負け組?こじらせ女子が遅れてきた青春を楽しむ方法【前編】

紗耶香さん(29歳・仮名)は保険外交員として働く女性。現在の職に就いてから3年が経過し、営業成績を落とさず毎日奮闘しています。

趣味さえあればいい。恋愛とは無縁の彼女に起きた変化とは?

もともと人と関わる仕事が好きで、以前は販売員をしていたのだそう。会話をしているとコミュニケーション能力も高く、非常に穏やかな雰囲気が好印象なのですが…。なんと、恋人を作った経験が一度もないそうです。

「10代の頃は恋愛に全く興味がなく、浮いた話もないまま大学を卒業しました」と彼女は語ります。

恋愛していない私は負け組…?

「陰キャでもないけど陽キャでもない。私はいつの時代も中途半端な立ち位置にいたと思います…(笑)。

アニメやゲーム、漫画が大好きなんですけど、外へアクティブに遊びに行くのも好き。だからこそ交友関係は広かったんですが、趣味が充実しすぎて恋愛に気が向きませんでした。周りの友達もどんどん彼氏ができていたものの、当時はへぇ~って感じで。そこに羨ましいという感情はなかったです」

若い頃は自分のスタンスを貫き通していたため、ご両親も特に何も言わなかったとか。しかしながら社会に出ると周囲の態度は一変、恋人を作らないことを言及されるようになってしまったそうで…。

「大学を出てちょっと経つまでは、身内も何も言わなかったんです。ただ25歳目前になったところで、ちょうど地元の同級生たちの結婚・出産が相次ぎまして。自分の親も26歳くらいで結婚していたから、『アナタはそういう話、ないの?』とツッコまれるように…。

今まで何も言わなかった親戚まで「紗耶香ちゃん、そろそろ恋人くらいはいてもいいんじゃない?」と言い出す始末。今まで趣味が楽しくて恋愛に興味がなかったのに、アレやコレや言われると腹が立ってきたんです(笑)。

自分でもイライラして、『私はいいの!』と感情的に返事をしてしまう時もありました」

紗耶香さんの周囲では20代半ばを超えたところで、恋人を作る友人も増えたとか。今までは趣味に生きてきた“同志”たちも、年齢を重ねるにつれて変化が起きていったのです。

「みんな急に“恋愛>趣味”になるなど、現実と向き合うようになっていきました。趣味のイベントに行っていても彼氏やダンナの話を持ち出してくるし、私はただそれをひたすら聞かされているだけ。だんだん今までの仲間とつるむのがつまらなくなっていったんです。

正直私は心の底で、羨ましい気持ちが沸々と芽生えていました。今だからこそ言えるんですが、心のよりどころが趣味以外にもあるのっていいなぁ…って。

本当に今まで恋愛に興味はなかったけど、ラブラブエピソードとか聞くとやっぱり気持ちも変わってきます。

ただずっと『興味ないので』とか、『一生一人で生きていくから』とか言ってた手前、羨ましいなんて本音を明かせません。つらい気持ちが加速し、趣味仲間とは徐々に疎遠になりつつあったのです」

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