堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】震災がきっかけで上京を決意した、宮城の看護師~その1~

地方出身の女性が東京に上京するタイミングは、実は3回あります。

第1の波 : 「ファーストウェーブ」 地方の高校を卒業し、東京への進学。

第2の波 : 「セカンドウェーブ」    地方の学校を卒業し、東京への就職。

この2つの波はよく知られていますが、第3の波が存在していることは、あまり知られていません。

第3の波:「サードウェーブ」それは、

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京する独身女性達の潮流。

この波に乗り、30歳前後で地方から東京へ上京してきた独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫りたいと思います。

今回お話を伺ったサードウェーブ女子、今野純子さん(仮名・32歳)は宮城県出身。透き通るような色白できめ細かいお肌と対象的に黒く長い髪が印象的な、まるで秋田美人といった感じの女性です。上京歴3年目で都内の大学病院で看護師をしています。

――「東京」ってどんなところだと思っていましたか?

「東京って、遠い外国のイメージでした。リアルを感じないというか。テレビドラマを見ても現実感も無いし、雑誌を読んでも自分とは違った世界というか。小さい頃に読んでいた少女マンガ誌にマンガ家さんが来るイベントの告知が載っていても、行けるわけがない。ファッション誌を読んでも服にもリアルを感じない。売ってるお店も無ければ、街並みも自分の住んでいる場所とはあまりに違っていて、現実感がなかったですね。ほんと、外国みたいに感じてました。初めて東京に来たのは中学の修学旅行。東京ディズニーランドって本当にあるんだ!的な(笑)。」

今野さんは仙台から電車でさらに1時間ほどの郊外の街の生まれ。母親が看護師、父親がレントゲン技師と両親ともに病院勤めの家庭に育ち、自分も看護師になるのが当然と小さい頃から感じていたといいます。地元の公立高校普通科を卒業後は仙台の看護専門学校へ進学。

「仙台の看専時代は友達とよく、東京に遊びに来ました。新幹線で2時間なんです。なんだ、こんなに近かったのかと。でも新幹線は高いので普段はバス。金曜の夜にバスに乗れば土曜の朝に東京に着いちゃうんです。原宿とか、お台場とか、ガイドブック買って歩いてましたよ。完全なお上りさん状態(笑)」

看護師資格を取得し、就職は地元の病院に決定。看護専門学校卒業後に仙台から地元に戻ります。病院勤めを始めてからは日々の忙しさに終われ、気がつけば27歳の2011年3月11日、東日本大震災が発生します。

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