堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】奈良のデザイナー、親に見放されて東京へ~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回お話を伺ったサードウェーブ女子、松田恭子さん(仮名・37歳)は奈良県奈良市出身。自営業の父と、保母さんをしていた母、3歳上のしっかり者の姉の中、しっかりしていなかった恭子さんはとにかく母親に甘やかされて育ちます。勉強も苦手だったことから、その時入れた高校の商業科に進んだものの、就職を嫌がり専門学校へと進みます。1つ目の就職は証券会社の営業でわずか10か月で退職。2つ目は出力センターでチラシなどのデザインを3年、3社目で大阪のデザイン事務所に入ります。

「デザインの専門学校を卒業してから4年後にやっと、ちゃんとしたところに正社員として働きました。ここでは商業施設のポスターから雑誌のページデザインまで、とにかくいろんなデザインを担当していました。学校とは違う本格的なことはここで全部学びましたね。始発で出社して、終電で退社するような感じでとにかく忙しかったんですが、初めて仕事で充実していたと思います。

半年ほど勤めた時、このデザイン事務所には東京にも事務所があり、東京で人手が足りないので大阪から2人ほど送り込んでくれと依頼があったんです。その人員がなぜか私で、2か月ほどの長期出張で東京に行くことになりました。この長期出張から東京に行きたいと現実的に思うようになったんですよね」

その後、東京への長期出張を数回経験した時、プライベートでも変化があったといいます。

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