堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】 TOIEC800超えの有名大卒が、派遣先で雇止めに遭うまで~その2~

かつては、自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいと言う女性たちに支持された派遣と言う働き方。今回は、都内で派遣社員をしていた後藤紀子さん(仮名・27歳)にお話を伺いました。

彼女は、県内でも有数の進学校を卒業後、有名大学の経済学部に進学します。しかし、就職活動に失敗し、短期留学でオーストラリアを訪れます。自分の語学力のなさを痛感した紀子さんは、帰国後、派遣で働きながら留学資金を貯め、短期滞在や留学を繰り返します。

派遣社員として、海外などに支社や工場を持つ企業の、貿易事務や営業事務として働き始めました。

「英語を忘れない程度の仕事がしたくて。最初に派遣された企業は、英語を使う部署だったのですが、取引先は英語圏ではなくアジア圏でした」

英語が得意というのを期待されて、採用となった手前、リスニングが苦手と言えなかったのです。

「英語書類の領収書や請求書などの処理は、時間を掛ければできたのですが、リスニングが厳しくて。電話応対の業務は比較的、少なかったのですがたまに聞き取りにくい時があって。ワーホリにも行っていたと言った手前、わからないと言いづらかったです」

派遣とはいえ、実力以上の語学力を期待されてしまいます。

「“留学していたの? じゃあ英語できるね”って感じで。営業さんによっては、書類とかほぼ任せっぱなしの人もいて。実は、企業側から社員にならないかという打診があったのですが、契約社員で給与も手取りにしたら下がってしまうので、断ってしまいました」

外資系企業で男性社員が多く、殺伐とした雰囲気の職場だったそう。

「最後に働いていた部署は、営業事務が私だけだったんですよ。海外向けに国際宅配便などを出す機会が多くて。部署の人には隠していたのですが、出入りしていた宅配業者の人とつきあい始めたのもあって、社員で働くのはいいかなって遠慮しました」

紀子さんが社員にならなかったのには、もう1つ訳がありました。

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