堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】すべてだった幼馴染の彼との別れの果てに上京した道産子女子~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回お話を伺ったサードウェーブ女子、橋本倫さん(仮名・37歳)は北海道出身。北海道の札幌駅から快速電車で1時間ほどかかる、港町で生まれ育ちました。家族構成は地元の工場勤務の父、専業主婦の母、2歳上の父と同じ工場で事務を行なう姉との4人家族。幼少期からの幼馴染の彼と中学時代に付き合い、彼女は家庭の事情から高校卒業後に就職、彼は東京の大学と道は分かれたものの関係は続き、10年以上が経った25歳の時に別れることになります。

「彼は札幌にいるので顔を合わせることはなかったのですが、両親や彼のご両親、地元の友達みんなが私に気を使っていましたね。周りから結婚すると思われていたんですから当然ですよね……。彼の母親からは、まるで浮気で離婚したみたいに謝られました……。家族ぐるみのお付き合いだったのに、私も気を使うようになってしまってギクシャクしたまま、やや疎遠状態になってしまいましたね。そんな毎日の中で気晴らしに何かに没頭できればよかったんですが、特に趣味もなかったし、仕事も結婚したら辞めようと思っていたくらいなので、時間がただ解決してくれるのを待っていた感じです。飲み会に誘ってくれる友達もいましたが、行く気にはなれなかった。狭い世界に生きていたことは分かっていたけど、嫌じゃなかったし、彼しか知らなかったので、他の人を記憶の中に入れたくなかったんです。それぐらい未練タラタラでしたね」

その1年後、さらに衝撃の事実が彼女を襲います。

「彼がその例の彼女と結婚したんです。まさかのできちゃった婚です……。そして彼女は仕事を辞めて、北海道に嫁ぎに来たんですよね。本当にショックでした。どのくらい付き合っていたのか、ちゃんとした期間なんか知りたくないのでわかりませんが、本当にすぐ結婚した感じです……。ショック過ぎて、なぜ自分もできちゃった婚を狙わなかったのか悔やんだくらいです。本当におかしくなっていたのかもしれません。唯一の救いはできちゃった婚ということで、結婚式は行なっていないことですかね。もし結婚式なんかされていたら、私の両親も、もしかしたら私も招待されていたかもしれませんし」

幸せな彼らの生活を見たくない……地元からの脱出は……!?

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