堅実女子ニュース&まとめ 【東京深夜0時、結婚しない女】「男は裏切る、仕事は裏切らない」雑誌編集者・美加~その2~

東京に住む、結婚しない女性の物語。今回は、ファッション雑誌編集者の美加。37歳の彼女が結婚しない理由とは何なのでしょうか?

彼女は美人で仕事がデキる。だからこそ男性からアプローチされますが、決定的な人がいない。なぜなら、彼女の心には、25歳から3年間交際した、仁志が心の中で大きなウエイトを占めているから。

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「さみしいっていうのはさ、知らぬ間に人間を弱らせてしまう毒薬なのかもしれない。僕はこの毒がすぐ効いちゃうんだ」と言っていたのも仁志だ。美加はだからといって、交際している男と一緒に住もうとか、結婚しようとかは思わない。

さっきまで一緒にいた同世代のスタイリスト・湯川翔子との会話を思い出す。表参道のフレンチバルで、ハートのエチケットが人気のワイン・カロンセギュールを飲みながら、“釣り合う男がいない”としきりに語っていた。

「気が付けば37歳ってアラフォーだよね。それで独身で彼もいないってありえないと思ってた。現実問題として、仕事が楽しすぎて恋愛って気持ちにならないよね。そりゃモテないわけじゃないから男は来るけど……所詮、会社員やっている男って甘いよね。こないだ合コンした代理店勤務の男なんて、平日にクルーザーで海に行こうと言ってくるんだよ。仕事しろよ、って思った」

確かにその通りだった。それは、美加も同じだ。まず、価値観が合う男がいない。美加も翔子も、仕事が人生で一番重要な部分であり、ここを結婚生活や子育てに浸食されたくないと感じている。だからこそ、結婚するなら“仕事の話が対等にできる男”であり、欲を言えば自分と同じくらい仕事がデキる男であってほしい。仕事のライバルであり仲間であり、対等に刺激し合える男……それでいて、美加を女として愛する男でないと、相手にならない。

加えて美加は高収入だ。去年の年収は残業代も含めると1千万円を超えた。それでいながら、美加はどこか旧世代の男尊女卑の影を引きずっている。相手の収入が自分より少ないと、引け目を感じてしまうのだ。

高収入な女性2人が、高級ワインを開けて飲みまくった2時間の代金は?

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