堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】京都の箱入り娘、夢追い人にほれ込み巡り巡って東京へ~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回お話を伺ったサードウェーブ女子、矢島由希子さん(仮名・38歳)は京都府出身。京都駅から私鉄に乗り換えて15分ほどの高級住宅街で生まれ育ちます。大手企業に勤める父、専業主婦の母の一人娘で裕福な生活を送り、親の勧めで京都ではお嬢様学校として有名な短期大学へ進学。そして卒業後は親の紹介で京都の小さな雑貨を扱う企業で事務として働きます。社会人1年目の時に合コンで知り合った4歳上の彼氏との付き合いが3年ほどたった時に、彼が石垣島で暮らしたいと急に言い出したといいます。

「付き合って1年目ぐらいの時に一緒に沖縄旅行に行ったんです。本島と石垣島などの島を巡りました。沖縄の人はみんなフレンドリーで、彼は沖縄をすごい気に入ってその後も1人で休みが取れた時に行っていたのは知っていたんですが……。まさか住みたいと言い出すなんて思いもしなくて……。のちのちは石垣島で飲食店を出したいと夢を語り出して……。
彼はついて来てほしいとも、1人で行くとも言わなかったんです。なので、遠距離を選びました。彼は前から着々と準備をしていたみたいで、すぐに仕事を辞めて2か月後ぐらいに石垣島へ行ってしまいました。仕事を辞めたことや、沖縄で暮らすことなどを彼の両親は大反対で、結局勘当同然での移住になってしまったそうです。石垣島では飲食店でアルバイトをしながら、休みの日は色んな島を巡ったりと楽しそうな日々を送っていましたね。でも私のほうは、半年くらい遠距離を続けていくうちにどうしても寂しくて仕方が無くなってしまって……。もしかしたら沖縄で別に好きな人ができて振られたらどうしようと不安で仕方なくなって、私も石垣島に行きたいと思うようになったんです」

彼に思いを告げ、仕事を辞めることや石垣島に行くことをご両親に打ち明ける時にはやはり反対されたといいます。

「彼は喜んでくれたんです。でも両親は大反対でしたね。25歳の娘が仕事を辞めて島でアルバイトをしている男を追いかけて行こうとしているんですから当然ですよね。本当なら結婚してから行ってほしいみたいなんですが、フリーターの嫁にはしたくないとの葛藤が両親にもあったみたいで……。彼を実家に呼んで話し合い、3年で何かしらの結果を残せなかったら私は帰ってくるという条件で沖縄に行けることになりました」

石垣島での生活は慣れないことが多いものの、彼との生活は楽しく充実していたといいます。しかし沖縄ならではの悩みが付きまといます。

「初めての同棲、島での暮らしは慣れるまで時間がかかりましたが、2人でそれなりに楽しかったんです。私も飲食店でアルバイトを始めて2人でお店を出すために頑張っていました。でも、移動手段としてクルマを買ったり、人件費が安くて思ったようにお金が貯まらなくて……。それに暮らすとなると地域の人たちと親密な関係を築かないといけなかったんですが、思いのほか入っていけなかったんですよね。旅行で見てたイメージとはちょっと違って、密なご近所との関係なんて地元では経験したことがなかったので戸惑ってしまって……。その暮らしがどんどん苦痛に変わっていき、結局3年に満たないまま、彼と一緒に沖縄を離れることにしました……」

再び彼とは遠距離恋愛に。合コンで出会いを探すものの……!?

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