堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】京都の箱入り娘、夢追い人にほれ込み巡り巡って東京へ~その2~

由希子さんは京都へ戻りましたが、彼は勘当同然だったため先輩を頼りに東京へ行ってしまいます。

「正直、彼の勝手なところに腹が立っていました。その頃には私は28歳でしたし、学生時代に描いた未来のビジョンではとっくに結婚していたのに、地元に戻って、派遣で仕事をしている自分もみじめでした。一応彼とは遠距離で続いていましたが、出会いを探すようになっていましたね。再び合コンにも行ったりしたんですが、どうしても彼と比べてしまって好きになれるような人は現れませんでした。親に言われてお見合いもしました。でもピンと来なくて……。そのまま彼と一応付き合っている関係のまま2年が過ぎた30歳になる直前で、彼からまさかのプロポーズがあったんです。彼は2年で先輩の経営していた飲食店を任されて、うまく軌道に乗ったみたいで。両親は彼とはとっくに別れたと思っていてびっくりしていましたが、30歳になる娘の結婚に特に反対もなくあっさり了承でした。そして入籍を機に東京で暮らすことになりました」

その後、彼のお店を手伝いながら新婚生活を東京で始めます。そして、2年後、さらにその1年後に出産を経験して2児の母親として、現在もお店をたまに手伝っているそうです。

――――東京に来て、どうでしたか?

「便利な街だと思いますね。東京より石垣島での生活のほうが色濃く残っているので、どうしても比べてしまうのですが、人が多い分そこまで濃い人間関係を作らなくていいので気楽です。島の生活は合わずに辛かったことのほうが多かったですけど、彼のフレンドリーな接客は島で身に付けれたので、東京でそれなりに成功できたと思っています。そこまで社交性があるタイプじゃなかったのに、今では愛想のいい店長で通ってますからね。結婚して子供ができてやっと、彼について来てよかったと心から思えるようになりました。やっとね」

特にやりたいこと、目指していたものがなかった分、地元にしがみつく理由もなかったと由希子さんが語っていました

特にやりたいこと、目指していたものがなかった分、地元にしがみつく理由もなかったと由希子さんが語っていました。

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