堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】島根での暮らし、すべてを変えるために東京へ~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回お話を伺ったサードウェーブ女子、金井みち子さん(仮名・38歳)は島根県出身。彼女はトランスジェンダー(女装男性)です。幼少期から男性である自分に違和感を覚えていました。なおかつ女性として女性が恋愛対象になっており、一度は女装は趣味と捉えて男性として就職しますが、自分を偽ることに苦痛を覚えて1年で退職。その後は京都でアルバイトを続けながら理解ある彼女とともに女性として生きていく楽しさを掴みかけました。彼女とは別れてしまいますが、他の女性とのお付き合いや別れを繰り返しながらも女性としての自分を出していく決意を固めます。しかしそのことが家族にばれてしまい……。

「父親は特に何も言わなかったんですが、母親がすごい剣幕で怒っていまいた。『せっかく男に産んでやったのに!』とひどいこともたくさん言われました。私も売り言葉に買い言葉で『男性に産んでくれなんて頼んでない!』と言い合いになって、その勢いのまま飛び出してしまって話し合いは終了。京都に戻ったものの妹も京都に出てきていたので、また家族の言葉に惑わされたくないと、東京に行くことを決意しました」

その後すぐにバイトを辞め、住むところさえ決めないまま東京へ行きます。

「東京に行こうとした理由は、歌舞伎町などでおネエの方が自由に暮らしていける街だと思っていたからです。家を決めずに勢いのまま上京したので、最初はネットカフェを転々としていました。仕事は、ホテルの清掃や、ビルの清掃など、寮のある仕事をメインにアルバイトを探しましたね。でも女性であることを受け入れてくれるところがまったくなくて……。もちろん、水商売のお仕事も探しました。しかし、男性が嫌いでタバコもお酒もダメだったので、こっちも全然受からなくて……。手当たり次第に仕事を探して、風俗にも勤めたことがあります。とにかく必死だったんですよね。でもやはり自分には合わなくて……。どの仕事が自分に合っているかわからずに、色んな仕事を転々としましたね」

自分に合った仕事を探す中、とある人との出会いもあったそうです。

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