堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】加賀娘、優柔不断でイジメの標的に! 満身創痍で帰郷するも意外な理由で再上京~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回話を伺ったのは、派遣社員として働く越村舞子さん(仮名・35歳)。石川県金沢県出身の彼女は、大学進学を機に上京し就職します。しかし優柔不断な性格から職場のイジメの標的になり、恋愛トラブルも重なって、24歳の時に金沢の実家に帰ります。

「実家は自動車関連会社を経営していて、1年ほど事務手伝いをしていました。仕事は伝票処理などルーティンワークの繰り返し。東京の広告代理店で企画営業をしていた私には退屈な仕事でした。だから、地元のマスコミ関連会社に転職したのですが、ここは想像を絶する男尊女卑社会でした」

女子のみ制服、仕事はお茶くみ、男性社員のサポートという感じですか?

「まさにそうです。あとは、“東京帰りだからっていい気になるな”という雰囲気の50代の男性社員が、頼んでもいないのに説教するんです。“越村君は未熟だから、僕がいろいろ教えてあげる”と、セクハラまがいのことをされたり。女性は劣った存在だということを前提に、偉そうに上から目線でアレコレ教えてきて感謝を強要することを、マンスプレイニング(男=man+と解説=explainの造語)と言うのですが、40代以上の男性社員20人全員が、マンスプレイニング男子だったんです」

それでも、給料がよく、仕事がラクだったので、25歳から5年間も勤務を続けたそうです。

「10歳年上の女性社員(富山大学卒業)が、“仕事は退屈だけど、年400万円近くお小遣いもらえるんだもの。ハイハイ話を聞いていればいいんでしょ”と言って、死んだ魚のような目で一日中ニュースサイト見ているんですよ。東京では女性の社会参加とか言われていますが、地方ははっきり言って全然です。いつしか私もそのぬるま湯につかり、思考停止で地元の男性と合コンや見合いを繰り返していました」

金沢に戻ってから交際した人は4~5人いたとか。結婚という話にはならなかったんですか?

「彼がいたのは、恋人がいないとつまらないからです。石川県のカップルは、デートで温泉に行って、フツーに家族風呂に入ります。種類が豊富で充実しているから、それが当たり前なんですよ。それに、遊びに行くところがないし、恋人がいないとやっていけないんです。結婚も考えましたよ。でも、結婚したら仕事を辞めさせられるのは目に見えているし、ショッピングセンターに行って生活に必要なモノを買って、たまにスタバに行って、年1でディズニーリゾートか海外旅行に行く……という同じルートを回り続ける人生に落ち着く。それでは何のために生きて来たのか……と思ってしまいますよ」

金沢は都会の女性が憧れる文化都市ではなかったのか……

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