堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】加賀娘、優柔不断でイジメの標的に! 満身創痍で帰郷するも意外な理由で再上京~その2~

「確かに金沢は文化都市ですが、それは表向きの顔。高尚な雰囲気と食べ物を出す店は、都会の女性たちが女子旅でやってきて、ドヤ顔で座っています。私たち地元の人間は、ショッピングセンターに4WDの軽自動車で行って、食料品を買い込んで、家に帰る生活ですよ。結婚したら特にそこから抜けられなくなりますよね。加賀の伝統芸能や加賀野菜を継承するためのサークルにも参加しましたが、人間関係が苦手で……。東京からの移住組がイキイキとイニシアチブを握っていました。地元の私たちは、意見がハッキリ言えず、結果的に東京チームの言いなりに行動するハメになり、自然に足が遠のいてしまいました」

そこで30歳のときに、再上京を決意したのですね。

「私は、優柔不断ですが、誰かに何かを強制されることが嫌いだと気が付いたんです。30歳は、転職するにしても最後のチャンスだと思いました。いろんな意味でキャリアにあきらめもついたし、仕事や恋愛の才能がないことがわかったので、希望をふくらませた前回の状況とは違い、何の期待もビジョンもなく再上京です。こうなったら私は粘り強いですからね(笑)」

親と6年間一緒に生活して、親孝行もできたと、気持ちの整理もついたとか。

「再上京について両親は反対しましたが、兄夫婦が応援してくれました。親も生まれたばかりの初孫男子がかわいくて、反対も口だけでしたね。ホント、私の地元は長男を大切にします。先日、お彼岸の時に帰省し、久しぶりに5歳になった甥っ子と会い、近所のソフトクリームの有名店に行ったんですが、高校生らしい店員さんに横柄な態度でタメ口をきいているんです。祖母や母親が彼をかわいがり、蝶よ花よと育てた結果なんですよね」

舞子さんは再上京時から、ずっと東京・世田谷の駒沢公園付近に住んでいる。

「ホントは三宿に住みたかったんですけど、おしゃれすぎて気後れしてしまって。それに公園が近い方がホッとするんです。再上京にはもうひとつ理由があって、東京は晴れの日が多いから。金沢は雨の日が多くて気が滅入るんです。私はカラッと晴れた東京の冬の朝が好き。こういう空気の中で自分の子どもを育てたらどうなるのかなと思いますが、私に寄って来るのはダメンズばかり。今の彼もイケメンだし、友達もたくさんいて、絵や音楽の才能があるんですが、私と付き合ううちに会社員を辞めてフリーになっちゃったんですよ。やはり、私がつい男の人に甘やかしてしまうことと、優柔不断な性格がいけないんでしょうか」

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舞子さんの趣味は着物。母の加賀友禅を実家で着ているうちにハマり、着物でお出かけするサークルなどにも参加している。

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