堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】ラッキーカラーで身を固めた婚活女子が、派遣先で負け組へ~その1~

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

☆☆☆

今回は、都内で派遣社員として働いている小出千春さん(仮名・32歳)にお話を伺いました。千春さんは、くせ毛気味の髪質のためもっさりとした茶髪のショートカット、体型を隠すようなゆったり目のワンピース、腕には花柄のシュシュ、茶色のストラップシューズを合わせていました。特に目を引くのが「ピンク色」のグッズ。なんでも、千春さんのラッキーカラーはピンク色で、スマホケースや、ワンピース、財布などすべてピンク色で統一されていました。

「ピンクは婚活カラーなんですよ」という彼女。趣味はカラオケで、独身の女友達と一緒にフリータイムで5時間歌い続けるそう。

「気付いたら『バタフライ』とか西野カナの歌とかウエディングソングばかり歌っています」

半年前に彼氏と別れたばかりで、現在、彼氏はいないと言います。

「元カレは婚活サイトで知り合った人で。結婚する気があるのか、問いただしたら“少し考えたい”って言われて。婚活優先しているのもあって、はっきりしない人とは無理なんですよね」

子供の頃から成績優秀で、優等生だったと言う千春さん。30歳を過ぎて結婚もせずに、派遣で働いている現在は、予定外だったと言います。“早く結婚がしたい”という彼女に、どうして派遣で働いているのかを聞いてみました。

「親が年を取ってからの一人っ子で。毎晩、母親から絵本を読んで聞かされたり。早い時期から公文に通わされたり。歯磨きも、小学校の高学年になるまで仕上げ磨きを母親がするような家庭で。お菓子とかも家ではあまり食べさせてもらえなかったので、虫歯がないんですよ」

教育熱心な親の熱意が実り、高校は関東有数の進学校に合格しました。

「女子アナとかが出た学校で。学内で中の上くらいの位置にいれば、早慶とか入れるような進学校でした。彼氏といるのに、立教とか受かってる同級生とかいて。私は部活とかもやらずに一生懸命勉強していたんですけど、そんなにいい大学には入れなくて」

大学に入学後、広告業界に絞って就活を始めます。

「雑誌とかで、広報の仕事を知って興味を持ったんですね。自分が商品をPRしたらもっと売れるのになって思って」

こまめに就職課に通い、セミナーなどにも積極的に出席していたと言う彼女。しかし、就活は困難を極めます。

「4年の秋になってもまだ決まっていなくて。それまでは、四季報とか見ても資本金や従業員数が多い大手しかエントリーしていなかったのですが、最後は手当たり次第に応募していました」

なんとか就職できた広告代理店で待っていたのは、女社長の〇〇だった!

1 2