堅実女子ニュース&まとめ 【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】下関女子、狭すぎる地元に嫌気がさし東京へ。出会い系アプリで彼氏探しの日々~その2~

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京した独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫る体験談。

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今回話を伺ったのは、事務員として働く金山理子さん(32歳・仮名)。山口県下関出身の彼女は、福岡県の大学に進学します。卒業後は地元に戻り、宇部にある企業へ就職します。25歳を過ぎた頃、周りからの“結婚プレッシャー”に嫌気がさし、29歳になり30歳を前に上京を決意します。

「きっかけはいくつかあって。近所といってもクルマで行くような場所なのですが、ホームセンターに隣接していたドラッグストアが閉店したんですよ。ネットショッピングすればいいのかもしれないですが、送料がかかるので化粧品とかまとめ買いしかできないんですよ。家の近くにコンビニとかもないような地域で、本当、家の周りが山。少し行くと海。たまにブログとかで“自然に囲まれて最高”って紹介されていると、“便利な生活をしている人が言わないで”って思いますね」

地元の同級生たちは、20代のうちに結婚してしまうと言います。

「危機感を持っているタイプは、同級生とかと25歳までに結婚するパターンが多いです。自分みたいに相手が見つからなかった場合は、広島に出たり、九州に出たり。私も九州に行こうか迷ったのですが、大学で行っていたので全く知り合いがいない東京に行こうって思ったんですよね」

下関を地盤に暮らしている家族や親戚たち。理子さんを干渉しているつもりは家族にはないのでしょうが、従妹といつも比べられていたと言います。

「うちは、親戚筋が全員下関で暮らしていて。正月になると叔母さんとか着物を着てご飯ふるまうような感じで。家系図とかも、従妹に赤ちゃんが生まれたら更新されて配られるような家なんです。とにかく周り近所他人でいられない風習に疲れてしまって」

しかし、東京での生活もすぐには慣れなかったと言います。

「東京で知り合った友人から、“なんでそんなにおっとりしているの?”って言われて。彼女は自分が並んだコンビニの列が遅いだけでもイライラするらしくて。 “田舎って電車の間隔ってどれくらいだと思う?”って聞いたら、“15分に1本くらい?”っていうんですよ。うちの地元だと、電車は1時間に1本が当たり前。それに合わせて出かけるんですよ。東京の地下鉄は、行ったと思ったらすぐ来るし。とにかくスピードについてくのがやっとですね」

毎日が祭りのように華やかな街、東京……

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