【サードウェーブ女子〜アラサー女子上京物語〜】せめてそばにいたいから。鹿児島娘が不倫男のために選んだ東京独女暮らし~その2~

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「それに一緒にいるときの彼は本当にやさしくて、私のことを第一に考えてくれるんです。結婚している雰囲気なんてまったく感じさせなかった」と、美香さんは言います。

「どうしても、私のことを好きじゃないとは思えなかったんですよね。たまたま、彼女と先に付き合ってしまったせいで、結婚せざるをえなくなってしまったけれど、本当は私と結婚したかったんじゃないかって思ったんです。私も同じ気持ちでした。だから、彼の会社と、彼が妻と住む家の沿線上、高円寺にマンションを借りたんです。“ついで感覚”ででも、彼が立ち寄ってくれたら幸せだと思ったので」

「彼が会いたくなったときに、いつでも家で待てるように」とホームエステティシャンの資格をとった美香さん。でも、高円寺はエステサロンをするには、客の母数が少なかったのです。

「駅前でビラ配りをしたり、ポスティングをしたりしましたが、お客なんてひとっこひとり来ません。毎日、ただ、マンションの一室で彼からの連絡を待つ生活。気がおかしくなりそうでした。貯金もどんんどん底をついてきて。逆に、彼の事業は軌道に乗ってきて。会うたびに車や腕時計が豪華になっていくんです。私はしょぼい暮らしをしているのに、きっと彼の奥さんは優雅な生活を送っているに違いない……そう思うと、ますます腹がたって。悔しさで勢いがついてしまって“愛人のつもりなら、毎月お金を払いなさいよ”と彼に詰め寄ったこともあります。ちょっと壊れていたのかもしれません。そんな私の状態に、彼ももうダメだと思ったのでしょう。連絡がつかなくなりました。フラれたと思いました」

そこで、実家に戻ったーーと思いきや、美香さんは白金高輪に引っ越しをしました。短大時代に母親と住んでいた、父親の出張マンションです。

「このまま地元に帰ったら負け犬です。そんな自分は許せなかった。ちょうど家主から賃貸にしている部屋を売りたいという話が出たんです。両親に頭金の半分を出してもらって、ローンを組みました。そこで、心機一転、自宅サロンを始めたんです。隠れ家サロンが流行っている時期というのもあって、女性誌にプレスリリースを送ったら取材してもらえることに。それで、一気にお客様が増えたんです」。

顧客が増え、収入が安定するようになったら、精神的にも落ち着けるようになった。そんなころ、見計らうかのように彼から連絡がきたそうです。

「人づてに私が頑張っていることを聞いたみたいです。それで、食事でもということになって、恵比寿のジョエル・ロブションで再会。彼は、手掛けた事業の支店も増え、いっぱしの社長になっていました。堂々としていて、笑顔は相変わらずフレンドリーで。やっぱり好きだと思いました。それで、その日はそのままウェスティンホテルに泊まってしまったんですよね(笑)。そこからなし崩し的に現在に至っています」

それでも美香さんは、「私はいつか彼と結婚すると思っている」と言います。「彼も私と一緒になりたいっていうんです。でも、妻と別れると子どもと会えなくなるし……って。私も彼から子どもを奪いたくありません。だから待とうと思っています。それが鹿児島の女ですから」

 

sヤンパン

誕生日には西麻布のフレンチレストランで女友達とシャンパンで乾杯するのが恒例。「祝ってくれる友達がいるから、私は東京でまだまだ頑張れます」

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