堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】書道の道を極めるため書道学科に進学。パソコンが使えず就職難民へ~その2~

かつては、自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいと言う女性たちに支持された派遣と言う働き方。今回は、都内で派遣社員をしている菅原寛子さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。

都心から電車で1時間半かかる郊外の街に、技術職の父と専業主婦の母と今も一緒に暮らしている寛子さん。8歳から始めた書道は、八段の腕前。高校時代は書道部で活躍し、賞に入賞するなど才能を発揮します。念願かなって書道科のある大学に進学しますが、就活では苦戦。今も書道を優先した生活を送っています。

就活の時期になり、初めて将来に不安を覚えたと言います。

「書道って微妙なんですよね。美大とかと違って、何でもできるってわけでもないし、アーティストみたいに活動できる人って少ないし。書道家を目指すと言うのもあるのですが、そのためには、活動に必要なお金が結構かかるんです」

彼女は自分の特技を生かした仕事に、無事就職することができます。

「実用書道と言って、賞状とか卒業証書とか、ウエディングの宛名書きとかそういうかしこまった物の宛名を書く仕事で“筆耕”というのがあるのですが、大学を出た後は、ウエディング関係の会社で招待状のあて名書きなどやっていました」

しかし、現実は時間との戦いで急いで書かなければならず、クオリティーの追及ができなかったそう。

「これがもう、凄くきつかったですよ。1人で何十枚、何百枚と書く世界だったので。書道が好きっていうよりも、ただただ書くのが好きっていうのが向いている人の仕事でしたね」

筆耕の仕事を頑張ったため、職業病ともいえる腱鞘炎になってしまった。

「休み休み書いていたのですが、腕が痺れるようになって。最後の方は、腕に包帯を巻いた状態で書いていました」

再就職の仕事探しを始めたが、学科が特殊なため苦戦したと言います。

「とりあえず、仕事を辞めた時に、転職が難しいなって思ったんですよね。面談などで“えっ”書道“って驚かれたりはしましたが、派遣だとあまり学科とか関係なく登録できたので良かったですね」

全てパソコンを使った作業に戸惑い……

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