堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】夢は「朝ドラのモデルになること」。起業家セミナー通いが趣味の高卒女子、派遣はスキルを盗むため~その2~

かつては、自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいと言う女性たちに支持された派遣と言う働き方。今回は、都内で派遣社員をしている塚本柚希さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。

千葉の郊外で生まれ育った柚希さんは、ガスの訪問点検の作業員だった父と、軽作業のパートをしていた母、2つ上でギャルだった姉の4人家族。家族とは話が合わなかったけれど、周りの友人に恵まれ、学生時代は部活で活躍し、成績も優秀で一目置かれる存在だったと言います。しかし、そのまま大学に進学をすることに疑問を持ち、フリーターへ。自分の実力を試そうと、就活を行ないながら、経営者達が集まる講演会に通い始めます。

キャバクラなどで着るドレスを扱っていたアパレルの仕事が、どんどん多忙になっていったと言う柚希さん。

「自分よりも年上で、大学出ている大人が、部下としてやってきたりするんですよ。そうしたら、仕事ができない人が多くて。こっちが一生懸命説明しても“ちょっと言っていることがわからない”と言いがかりをつけてきたり。納期とかルールとかって、その都度変わるじゃないですか。そういうの臨機応変に対応するのが、頭がいい人ってできないんだなって気づきましたね」

アパレルの仕事を辞めて、新たな職を探し始めます。

「派遣に登録したのは、ハロワ(ハローワーク)で勧められたんですよ。事務系の仕事だったら、そっちの方がいっぱいあるよって」

仕事を辞めた時に、女性向けの企業セミナーに参加したのが柚希さんの転機になります。

「起業家のカバン持ちができるインターン制度があるんですよ。基本的には就活中の大学生しかできないんですけど、自分からECサイトの運営をしている女性に“やりたいんです”ってFacebookから連絡をしてみたんです。でも、断られて。そういう時、高卒って不利だなって思いますね」

この経験がきっかけとなって、“自分が起業すればよい”と考えるようになったそう。

「派遣には、前職の経験があるので登録ができたんです。タイピングの速度も速いし、基本、仕事はできるので困らないですね」

派遣で働くようになって、周りの勤務態度が気になり始めたと言います。

「仕事に本気の人って、いないですよね。本気になれる仕事がないというか。それを見つけ出して、作り出したい……派遣で働くようになってそう思いましたね。私が会社を作ったら、みんなが定年まで働けるような会社にするのが夢です」

派遣先でデザインのスキルを磨く……

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