【派遣女子・どうして更新されないの?】太宰治の墓参りをしたくて上京した本好き女子、書店員になるも不況でリストラに~その2~

【派遣女子・どうして更新されないの?】太宰治の墓参りをしたくて上京した本好き女子、書店員になるも不況でリストラに~その2~

かつては、自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいと言う女性たちに支持された派遣と言う働き方。今回は、都内で派遣社員をしている木村美穂子さん(仮名・27歳)にお話を伺いました。

徳島県で生まれ育った美穂子さんは、実家の不動産業を継いだ父と、家業を手伝っていた母、年の離れた2人の兄の5人家族。10歳年上の兄は、中学受験を機に寮暮らしを始めますが、真ん中の兄と美穂子さんは地元で中高を過ごします。大学は親の反対を押し切って東京へ進学。読書好きだった美穂子さんの長年の憧れは、太宰治。彼の墓参りを「桜桃忌」にできて、願いが叶います。大学時代は書店のバイトに精を出しますが、卒業後は、不動産業を行なう企業に就職します。

就職先は、不動産業のビル管理会社。実家で業務を見ていたので、違和感がないと感じ志望したそうです。

「リノベーションを行なう部署だったのですが、“すぐに修理の人をよこせ”という要望が多かったですね。ちょうどバブルの頃に建てられたビルやマンションの築年数が30年近くたつので、水回りから、玄関の鍵からちょっとしたトラブルですぐ連絡が入るんですよ」

入社した企業は、体育会系のノリで上司から叱責されるのも多かったとか。

「“のんびりしているね”ってよく言われるんです。スピードアップしようと思って焦ったら、日付や数字とか細かい部分を見落としてしまったり。基本的には、書類の作成や修理の見積もり、スケジュール管理という簡単な事務だったのに、上司から怒られるのがストレスになってしまって……、半年で退社しました」

一旦は地元に帰ることも検討しましたが、母親から“今戻ってきても中途半端になるから、もう少し頑張ったら”と励まされたそうです。

「迷っていたのですが、結局、元の書店にバイトで戻りました。保険や税金などを考えたら、社員の方がよかったのですが、幸い、時給だけは経験職扱いにしてもらえたので、とりあえずのつなぎで働きました」

書店の仕事は、豊富な知識も生かせ、やりがいを感じていたと言います。

「書店のバイトは、哲学とか、アート、芸術の棚を任されたんですよ。“雑誌とかと違って、知識が必要だから”と言われて任されたのは、誇りですね。自分が推薦して選んだ本が、売れると嬉しかったですね」

読書以外の趣味はなかったので出費は少ないものの、体調不良などで欠勤すると収入が減ってしまうため、常に生活は綱渡り状態だったそうです。

「バイト代だけだと少なかったので、父には内緒で母が仕送りをしてくれていました。それだけだと不安だったので、単発でモデルルームの受付のバイトをしていました」

大好きな書店の仕事も閉店で失う……

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