堅実女子ニュース&まとめ 【勤続10年女子】キャリア、出産、すべてを手に入れたい。時短勤務で職場復帰、正社員の特権は最大限に利用する~その1~

大学受験は、受験校すべてに合格をした。現役で受からなければ意味がないと思っていたので、達成できて胸をなでおろした。合格した大学の就職率などを調べたとき、やりたい仕事に就くために最適な方の大学を選んだ。大学では、法学部に進学した。司法試験を受験したいとは一度も考えたことはなかったが、文学部より就職活動で有利であると考えたのだ。またいくつか法律を知っておけば、何かあったときに困らないくらいには思っていた。

大学時代に付き合っていた彼氏は、同じ学部の同級生だった。彼は一浪をしており、北海道から上京していた。将来的には弁護士か公務員になる夢を持っていたが、達成できるまでの期間があいまいだったため、卒業の少し前に自分から別れを告げた。彩実さんはある意味とても合理的な考え方ができる女性である。

その後、就職浪人などすることもなく希望していた大手メディアへ入社が決まった。難関と言われる会社だったが、ストレートで入社できたことを両親はとても喜んでいた。彩実さんは、やっと一人前になれたようで、新生活が楽しみだった。

就職先には、彼女と同レベルの大学や、もっと優秀な大学や留学経験のある社員で溢れていた。何事にも今まで負けることなく、受験でも勝ち進んできた彩実さんにとって、社内で評価されることが最重要と考えるようになっていた。

彩実さんが勤務している企業では、「サバティカル休暇」と呼ばれる無給の長期休暇を取ることができる。彼女は28歳の時に、ここぞとばかりにこの「サバティカル休暇」を利用し、一度やってみたかった留学をすべく、ヨーロッパに1年ほど語学留学をした。そこで、あくせく働く日本人の働き方に疑問を持ったと言う。留学を決めた時に一番揉めたのは、彼女の母親だった。母親世代にとっては、仕事を理由なく休むということは許しがたかったのだ。彼女は、専業主婦である母の価値観に疑問を持ち始めます。きちんとした企業勤めの経験がなかった母を見ていると、ああいう風にはなりたくないと感じるようになったそうだ。この留学は出世には全く絡まないが、自分のための投資という意味では体験してよかったと感じている。「あの時〇〇しておけば……」という後悔よりは、行動した方が性に合っている。

専業主婦だった母とは違い、仕事でのキャリアも、結婚も、出産もすべて手に入れたい。やりたいことは全部やりたい、彩実さんはそう考えるようになった。しかし、成長を遂げていたウェブメディアの編集を任され、家に帰って寝るだけの生活。このままでは、出会いがないまま30代も終わってしまう。自分はどうしても子供が、家庭がほしい……このままではまずい、その危機感から30歳になって婚活を始めた。

ゲームは頭が悪くなると言って、買ってもらえなかったので、友達の家で遊ぶのが楽しみだった。

せっかく入った良い会社なんだから使える制度は全部使う、仕事だけに身を捧げたくない……効率重視の彩実さんの婚活、妊活は?~その2~に続きます。

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