堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】ゆとり世代のキラキラ女子が選んだ、失業保険ほしさの退社。からの、派遣生活~その1~

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

☆☆☆

今回は、都内で派遣社員として働いている長澤ゆかりさん(仮名・24歳)にお話を伺いました。とろみ素材の白シャツを、ハイウエストの薄ピンク色のフレアスカートにウエストインした着こなしは、清楚系OLという雰囲気。メイクも、流行を追うような奇抜な色づかいではなく、シンプルなナチュラルメイクに、縁のあるコンタクトで黒目を強調した目元からは、愛らしい印象を受けます。理想のイメージは、女性誌などで見かける「愛されOL」だと言います。

「本当は、モバイルアプリを開発している企業やwebコンテンツサービスの会社に入社したかったんです」

現在は、派遣でインターネットを中心とした広告代理店で事務の仕事をしています。

「すごくいい職場なんですけど、期間限定なので来年の4月までなんですよ。また仕事を探さなきゃならないのが面倒くさくて」

会話の途中でも、ずっとスマホの画面が気になってチラ見をしたり、触ったりと落ち着かない様子が見受けられます。

「最近、ちょっと炎上しちゃったんです。ネットで見つけた画像を勝手に使って、自分が買った物のように紹介しちゃったんです。そうしたら、画像のアップ主の友人に見つかっちゃって、謝りました」

見た目はどこにでもいそうなごく普通の20代の女性という雰囲気ですが、会話の途中で別の話をしだすところや、鞄から取り出したメイクポーチなどを、ガサツにテーブルに置くしぐさなど、好感度の高いOLというよりは、思い付きでなんでも行動しているような印象を受けました。

彼女は埼玉県上尾市出身。会社員の父と、飲食店勤務の母、4歳年下の弟の4人家族で育ちました。

「両親がともに埼玉出身なのですが、私が生まれた頃に家を買っちゃったんですよ。それで、もうどこにも引っ越せなくて。本当は、東京暮らしがよかったです」

派遣社員として働いているので、勤務先はある程度選べますが、遠くても都内にある企業を希望しています。

「お父さんは、今も都内まで1時間半かけて通勤しています。私も実家暮らしなので、1時間以上かけて職場まで通勤しています。派遣は交通費が出ないので、定期代が痛いんですよ」

“東京への憧れが強い”というゆかりさん。中学では特に塾通いなどもせず、そのままの学力で進学ができる地元の高校を希望します。

「高校は、中学でも普通に勉強していれば入れるくらいのレベルのところです。倍率も1.2倍くらいだったし、同じ中学から進学する人が多い高校に入学したので、中学の延長っぽかったです」

就活のストレスから、SNSで嘘をつくように…

1 2