堅実女子ニュース&まとめ 【勤続10年女子】“辞めたい”が言えず流されるまま。気づけば部署で最高齢のお局に!~その2~

大卒の新卒入社した社員の、入社3年以内の退社が30%とも言われている現代。正規雇用ではない派遣やパート、フリーランスという働き方が多様化する中で、アラサー、アラフォーともなれば勤続10年近くになる社員もいる。

そんな「勤続10年女子」の本音に迫っていく。

今回登場するのは、広告代理店で社員として働いている沙織さん(仮名・34歳)。

神奈川県川崎市で生まれ育った沙織さんは、会社員の父と販売員として働いている母の3人家族。今も、両親とともにマンションで暮らしている。ゆる巻きされたロングヘアに女性らしい服装から柔らかな印象を感じるが、高校までバレエの習い事を続けるなど、粘り強い一面も持つ。大学卒業後は、レジャー施設や飲食店などを扱う広告代理店に営業職として就職。体育会系の高圧的な上司の元、理不尽な出来事にぶつかりながらも、仕事を続けていた。

新卒で入社した会社が大手IT企業の子会社になるという噂に、同僚たちはそれぞれの判断のもと転職活動や婚活に励んでいた。あまり変化を好まない沙織さんは、自分はこのままでいいと思い何のアクションも起こさなかった。「結婚でもするんですか?」と後輩女子から言われた時には、「そうか、そんな道もあるんだな」とぼんやり思ったが、その頃付き合っていた同じ会社で働く4歳年下の彼氏からは結婚の「け」の字も出なかった。

口うるさかった上司が希望退職し、自分1人でも店舗を任されるようになってきていた。ここで辞めるのはもったいない。そう感じた。いよいよ小会社化されることになった。小会社化にあたって、そのまま社員になれたのは半分くらいだった。ワンマンの社長から、業務内容が少し変わるかもしれないという説明をされた。給与などの条件面ではあまり違いがなかったので、そのまま残ることにした。

小会社化のあとに待っていたのは、別企業へ売却。同じ職場の彼氏と破局……

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