堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】自称「高学歴ニート」、失敗を極度に恐れる完璧主義が原因で心の病に~その2~

かつては、自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいと言う女性たちに支持された派遣と言う働き方。今回は、都内で派遣社員をしている野村雪乃さん(仮名・26歳)にお話を伺いました。

東京都大田区で生まれ育った雪乃さんは実家暮らし。建築会社に勤めている父と専業主婦の母、妹の4人家族で育ちました。中学では吹奏楽部でフルートを担当し、酸欠になるほど練習に没頭します。完璧主義な性格のため部活の練習や学校の試験では、自分の気が済むまでやらないと落ち着かず、お風呂に入るのも後回しにするほど。持ち前の真面目な性格で受験勉強も頑張り、大学受験では受験した大学すべてに合格します。そして大学卒業後は、女性も活躍できるシステムエンジニア職として、パソコンなどを販売しているメーカーに新卒で就職します。

「システムエンジニアを希望したのは、自分自身のスキルアップをしたかったからです。入社前の研修の時に渡されたテキストが、全然見たことがないプログラミング言語だったので焦りましたね」

ずっと優等生だったため、仕事ができない自分を許せなかったと言います。

「入社して半年間は、できないことが多くて失敗したことも。悔しくて家で泣いていました。同期のSEがどんどん責任のある仕事を任されているのを見て、置いて行かれたような気分になったりしました」

入社後、コンピューターなどの保守を行なう部署に配属されます。

「私の仕事は、ゼロから作り出すと言うよりも、異常や不具合を未然に防ぐ作業でしたね。ソフトをインストールやアップロードする際に不具合が出ないか検証をしたり、システムの強化を手伝ったり。やりがいはあったのですが、できないと注意され、裏方仕事で周りから評価されず辛かったです」

SEとして働いていて異変が起き始めたのは、入社して1年後でした。

「なんだか顔が引きつるんですよ……麻痺みたいな感じで。パソコンの画面を見すぎているのかと思って、眼鏡をパソコン用に変えてみたりしたのですが改善しなかったです」

それから、起床時に微熱が出るようになり、風邪薬や頭痛薬を飲みながら働き続けます。

「今思えば、すぐに病院に行けばよかったのですが、自分は絶対に病気になる弱い人間ではないと思っていたので、放置していたんです」

有能なシステムエンジニアのつもりが、高学歴ニートへ……

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