【勤続10年女子】英語が生かせる仕事がしたくて商社へ。ビジネス英語が使えず、一般職に~その1~

【勤続10年女子】英語が生かせる仕事がしたくて商社へ。ビジネス英語が使えず、一般職に~その1~

「勤続10年」、今のご時世で10年も同じ会社で働いているのは幸せなことである。が、しかし、同時に新しい挑戦や可能性に踏み出せていないケースもある。

今年の春に大学を卒業した女性の就職率は98.4%を記録した。しかし、新卒で就職したものの、3年以内の離職率は30%近いという調査結果もある。

今、アラサーと呼ばれる世代は、大卒で入社した場合、職場ではちょうど10年選手。正規雇用にこだわらず、派遣やパートを選んで働く女性も増えてきた中、同じ職場で10年間働き続けてきた「10年女子」の彼女たちは、いったい何を考えているのだろうか?

「キャリアアップは?」「結婚は?」「貯金は?」そんな「勤続10年女子」たちの本音に迫ってみた。

今回登場するのは、商社で社員として働いている順子さん(仮名・32歳)。

順子さんは、相手の顔をしっかりと見つめながらはきはきと話し、とても利発そうな雰囲気。ショートカットにブラウン系のアイシャドウが塗られた目元は、オフィスメイクの見本のよう。淡いベージュのカットソーに、紺色のカーディガンを羽織り、白の細身パンツを合わせた着こなしは、雑誌などでよく見かける「カッコいい系」OL風。最近オンライン英会話で勉強を始めようと思い、いくつかのサービスを無料体験してみたが、結局「忙しいから」という理由で手を出せないでいる。

「何度か仕事を辞めたいと思っていたけど、いつも辞めるのを先延ばしにしていた」。
順子さんは、新卒で入社した商社で働くようになって10年が過ぎた。高校生の時にたまたま読んだ雑誌に、海外で働く女性のインタビューが載っていて、それを見た時に、得意な英語を生かせる職業に就きたいと考えるようになった。

順子さんは埼玉県上尾市で生まれ育った。実家には、眼鏡やコンタクトレンズを扱うメーカーの会社員だった父と、生花店の店員として働く母、獣医になる勉強をしている4歳下の弟がいる。実家からは30歳を機に引っ越した。実家暮らしの頃は、帰宅時間が遅いと母から「生活がだらしない」と注意されていた。本当は20代のうちに実家から出たいと思っていたが、学生時代に借りていた奨学金を少しでも繰り上げて返済をしたかったため、引っ越しを先延ばしにしていた。

親の教育方針で、「中高は公立」と言われて育った。弟もいたため、親から私立高に行く余裕はないと聞かされ、県立の受験は「失敗できない」プレッシャーでいっぱいだった。真面目に受験勉強に励んだ結果、県内でも上位の高校に合格ができた。高校では、英語部に所属し、英字新聞や児童書などを翻訳した。在学中も、英語のスピーチコンテストに挑戦するなど、積極的に英語を学んだ。生徒会でも書記を務め、模範的な優等生だった。親からは、できれば国立や公立の大学を受験するように勧められたが、より英語が深く学べる専門性のある学部に進学するのを希望した。英語がネイティブのようにできるようになれば、就職に困らないと考えた。

得意なはずの英語が、全く役に立たない

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