【私の場合】社長は坂本龍馬の憑依系……孤立無援の毎日に吐き気が止まらない~その1~

【私の場合】社長は坂本龍馬の憑依系……孤立無援の毎日に吐き気が止まらない~その1~

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリーティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME’S UP」も注目されるようになりました。第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、セクハラへの抗議を示すため黒いドレスで出席したエマ・ワトソン、ナタリー・ポートマンなどの有名女優たちの姿も、記憶に新しいです。

そこで目を向けたいのは、一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った加奈さん(34歳・仮名)は、「私はずっとセクハラをされていたかもしれない」と言います。彼女は都内の女子大学を卒業後、大手のパン会社に正社員として入社。

「新入社員は1年間、店舗でパン焼きや接客をします。私は近郊のショッピングセンターの中にあるお店に配属されたのですが、あの時はその商業施設の店長にいろんなことをされました」

その男性は当時43歳の妻帯者。帰り道に待ち伏せされ、誕生日にバラの花を年の数だけ花束にして贈ってきたり、会議の後に物陰で体を触られたこともあったといいます。

「今思えば、店長は、女性というのは男性から性的欲望を含む視線で見られると幸せだと感じる、という強い信念の持ち主だったのだと思います。テナントの会議の後、一番若い私が会議のお茶の紙コップを片付けて給湯室で捨てるのですが、そのタイミングに給湯室で待ち伏せて、さりげなくお尻を触るんです。手の甲でスッスッって。こっちはテナントでそこのお店の場所を“貸していただいている”という立場だと思っていたから、何も言えなくなってしまって」

加奈さんが黙っていることを“好意”と勘違いした店長は行動がエスカレートする。さすがに身の危険を感じ、本社に異動希望を伝えたところ一蹴されたといいます。

「当時はセクハラされるのも仕事のうち、という感覚があったと思います。上層部は全員男性で、女性は男性の言うことを聞いて当たり前というのが常識だったと感じます。私は店長のセクハラに耐えかねて、5か月目に会社を辞めました。その時に同期の男子も同時に辞めており、後日彼と会って話をしました。彼は地方の工場に配属されたのですが、工場長から性産業のお店に強制的に誘われるのが耐えられなかったと言います。それもまたセクハラだな……と」

その後、メーカー、貿易関連会社などに正社員として就職。どこに行っても男性から性的な目線で見られていたといいます。確かに加奈さんは体のラインが華奢で小柄、黒髪がつやつやとしており、うるんだような瞳がさみしそうな印象を与える女性です。

「私の姉は外資系の保険会社でSEをしていたのですが、姉に相談したら、“セクハラされるのがイヤだったら、髪をショートにして個性的な服を着て、毎日パンツをはいて通勤しなさい”と言うんです。そんな格好してたら男性からモテなくなるし、没個性と言われようと甘い服を着ていれば、合コンなどでもちやほやされますよね。私はセクハラされるというマイナス面はありますが、それ以上に女性として生まれた“美味しい部分”というプラス面も大きい。それに私、男性からかわいいと思われたかったんです」

容姿が男性ウケすることもあり、転職活動は順調かのように見えたが……

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