堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】真面目なだけじゃダメですか?英語を活かした仕事に就きたいから外資系の派遣へ~その2~

かつては自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいという女性たちに支持された派遣という働き方。今回は、都内で派遣社員をしている中村玲子さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。

埼玉県川越市で生まれ育った玲子さんは、製薬会社に勤務している父と、清掃業のパートで働く母、2歳下の弟の4人家族。今も実家から、都内にある職場まで通っています。野球が得意だった弟と比べ、子供の頃から、引っ込み思案で真面目な性格だった彼女は、父から中学受験を勧められますが地元の公立を選び、高校受験で大学の付属高校を受けて都内まで通うことに。高校生活は学業を優先するあまり部活動などには所属せず、勉強を続けます。その甲斐あって、好成績をキープしていましたが、高3の受験シーズンになると成績が急降下。付属ではなく他大受験コースを選びますが、合格判定内の大学は希望していた大学ではありませんでした。

就活は、好きな英語を生かす仕事ではなく、とりあえず手当たり次第にエントリーします。

「父親の影響で、テレビのCMで見たような有名企業やメーカーを中心に就活したんです。筆記試験は通過しても、面接でうまくアピールができなくて苦戦しました。

大学時代は、周りの就職先が気になって、授業がない日も学食や学生が集まるようなラウンジに行き、噂話をしていたと言います。

「大学の同級生で、自分と同じ会社を受けていた子が、内定が貰えたんです。その子は文法のテストで追試になったり、出席を取ったらクラスから出て行ったり。そんな態度でも向こうは内定が貰えて、自分が決まらなかったので、すごく惨めな気持ちになりました」

有名企業から、中小企業へ希望を変え、内定を手にします。

「ITとか、実態がない商品を扱う企業が嫌だったんです。どうしても、メーカーや製造業に行きたくて、漬物を扱う食品会社に就職しました。スーパーや飲食店に漬物を卸すのですが、受注や発注業務から、電話応対のような事務を請け負っていました」

従業員数が少ない企業だったため、アットホームな雰囲気だったと言います。

「スピード重視と言うよりは、安全性や正確性の方が重要とされたので、自分の性格にはあっていました。朝も8時始業で早かったので、夜はどこにも寄らずに家に帰って、テレビを見たり、ネットショッピングしたりして過ごしていました」

営業事務としてルーティンワークをこなす中、トラブルが起きます。

「普通ではありえないことなんですが、運送していたクルマが荷下ろしの際に商品の積み下ろしを失敗して、商品が使えなくなり、再納品をするために納期が遅れたことがあったんです。現場に営業が向かっている間、自分あてに問い合わせの連絡が入ってきて……。クレーム対応に慣れていないので、ひたすら謝ったのですが、“そんなことよりも最善を尽くして早く納品して”と叱られました」

古い体質の会社だったため、上司からのプライベートの質問がしつこかったと言います。

「職場は、女性はだいたい30歳前には結婚とかで辞めていく雰囲気だったんです。悪気はなかったと思うのですが、上司が“休みの日は何をしているの?”とか、“男の人と付き合ったことがないの?”って雑談で聞いてくるのに答えるのが辛くなっていきました」

プライベートの質問をしてくる上司にうんざり……

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