堅実女子ニュース&まとめ 【いい転職・悪い転職】絶望の「タバコ部屋人事」からの脱出……男女差別批判転職の結末は~その2~

いい転職をした女性と、悪い転職をした女性が、その差は何かを語ります。今回の芳村千奈さん(仮名・33歳・神奈川県出身)の転職経験は2回。IT関連会社に勤務し、24歳で転職活動を開始。しかし、なかなかいい会社には巡り合えなかった……。

大手シンクタンクに転職。「大手ならでは」の経験をする

24歳の転職時、結果的に6社の内定をもらい、大手シンクタンクに行くことに決めました。転職活動は2か月くらいでしたね。第二新卒の私がここまでいい結果が出せたのは、自分に対する根拠がない自信があったからだと思います。それは専業主婦からキャリアを積み重ねてきた母の娘であるという自信が大きい。自死未遂したことをけろりと忘れ、「私は粘り強く働けますけど、何か?」みたいな態度で面接に挑めたからだとも思っています。

大手シンクタンクでは、給料が2倍になり楽しい毎日を過ごしました。前の会社で私が担当していた業務は一般的には高度なことだったらしく、エースが集合するチームに入れてもらったり、上司と一緒にシリコンバレー視察に同行できたり、「大手ならでは」のいい経験をさせてもらいました。

22時になると全館消灯→強制退社という社員管理体制

仕事の内容も、大手金融機関のウェブサイトのサービスプログラムや、政府関連の仕事など、入念なリサーチで成立する精度が高い仕事も経験でき、これは私のキャリアになると感じました。会社から期待されていることを感じましたし、やりがいもありました。

何より大手がいいのは、給料が安定していて高いこと。さらには、遅くとも絶対に22時には退社するという仕組みが整っていたんです。21時50分になると全館に大きな音量で『蛍の光』が流れ、22時には消灯。22時15分に守衛さんが回ってきて、この時に残っている人は社員番号を人事に報告され、複数回になると面談の対象者になります。自死すれすれまで深夜残業していた私からすると、驚くことだらけでした。

「これではだめだ」と思ったのは喫煙所で聞いた上司のひとこと

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