堅実女子ニュース&まとめ 【私の場合】女子社員はホステス!?残業を押し付けられ、仕事はお茶出しと伝票整理中心……出した結論とは?~その1~

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリーティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME’S UP」も注目されるようになりました。

そこで目を向けたいのは、一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った藤岡優菜さん(34歳・仮名)は、「新卒で一般職として勤務した建築会社が本当にすごかった」と言います。彼女は都内の短期大学を卒業後、ゼネコンの子会社に勤務します。

「女子社員だけ制服があったり、お茶出しが女性新入社員の仕事だったりするのは、“まあ短大卒だからしょうがないかな”と思っていました。実際、東大卒業の男子社員が頂点に立っているような仕事で、女性社員は男性社員の結婚相手というような雰囲気があったので」

ある種のあきらめと共に、キャリアをスタートしたのでしょうか。

「“あきらめ”というのは、もともと自分の能力がある人ができることで、私のように特に能力がなくて、しかも女性が“あきらめる”というのは、そもそもありませんよ。そんなもんだよね、と受け入れてやり過ごす覚悟を決めたということでしょうか。社会的な地位もあるし、建設会社だから福利厚生も充実している。社員向けの財形の利子がビックリするくらい高かったり、残業の時にはお弁当が出るなど、さまざまなメリットはありました」

一般職の男性社員と比べたことはなかったのか、と聞くと、そんな無駄なことはしなかった……と当時を振り返ります。

「一般職の男性社員はいましたが、女性社員に比べて一段上の仕事をしていたように思います。私達が機械的な伝票整理や、お茶出しをしている横で、営業に同行したり、パワポを使った資料作成を教えてもらったりしていました。今思えば、明らかに内勤の幹部として目をつけられていたのですね。そうすると一部の人は、私達女性社員に対して、横柄な態度をとるようになるんですよ。おそらく東大卒の設計チーム、有名私大卒の営業チームに対するコンプレックスや、どれだけ仕事をしても、そのエース部隊に入れない悔しさを下にいる私たちにぶつけてきたのだと思います」

具体的にどのようなことをされたのでしょうか。

「ミスを指摘するときに、ネチネチといつまでも言われたこととかでしょうか。特に激しく叱責されたなどではなく、目立たない傷を見えないところにつけるように、言われるんですよね。おそらく表に出るのは、明らかな暴力や性的な嫌がらせだと思いますが、柔らかい力で見えないところをつねられるようなことを言われ続ける方がこたえます。でもまあ、一般職の男性は同じように“下に見られる側”の人なので、激しいことはしませんけれど」

入社1か月目の歓迎会の時に驚いたことは、女性社員がホステス兼仲居さんをさせられていたこと

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