堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】ブラック企業でパワハラからのうつ病発症、女子高育ちのおっとり女子はただいま派遣で回復中~その2~

かつては自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいという女性たちに支持された派遣という働き方。今回は、都内で派遣社員をしている大石澄江さん(仮名・25歳)にお話を伺いました。

東京で生まれ育った澄江さんは、子供用玩具メーカーに勤務している父と専業主婦の母、4歳下の弟の4人家族。今は派遣社員として、大学の事務として働いています。運動神経がよく活発だった弟と比べ、子供の頃から人見知りで気弱な性格だった彼女は、中学受験をし中高一貫の女子校に進学します。女子校は彼女のおっとりとした性格にあっていたため、ボランティア活動など充実した学校生活を送ります。大学は女子大の家政科に進学しますが、就活では苦戦し内定が貰えないまま4年生になります。自分で見つけた広告代理店に就職を決めますが、慣れないデザインソフトを使った作業に、精神的に追い詰められていきます。

それまで未経験だったデザインソフトを使った作業が、澄江さんには難しかったため、毎晩残業続きの日々になります。

「仕事が終わらなくて、終電を逃すと自腹でタクシーに乗って帰っていたので赤字でした」

彼女は、周りから教えてもらったこと以外のことを自分からするのが苦手だと言います。

「会社の人たちは、常に仕事を抱えていたため、ゆっくりと説明を聞いたりできる暇がなかったんです。無料で配るタウン誌の広告で、文字数などがわからず“教えてください”と聞いたら“過去の同じ記事を探して、自分で数えなさい。それくらいもできないの”と怒られました」

女社長や上司のパワハラが日に日に増していきます。

「現像に出した写真を取りに行くお使いを、頼まれたことがあったんです。その時に、女社長から小銭が入った財布をそのまま渡されて、それで支払ったんです。おつりがわかる方が良いと思って、おつりを財布の中に入れず別にして“〇〇円だったので、〇円お釣りです”と言って渡そうとしたら、“バカじゃないの。そんなのどうでもいいから。時間がもったいないでしょ”と言われました。女社長は財布をひったくって、別にしていたお釣りを財布に投げ入れていました」

それまで女子校で温室育ちだったため、初めての社会人生活で挫折を味わいます。

「経営者も上司も女性だったので、女子校育ちだったのもあってコミュニケーションをうまく取れると思っていたんです。でも、“あなたは仕事に向いていない”とずっと言われていました」

ついには体調にも異変をきたします。

「次第に起きられなくなってきて、休みがちになりました。最初は怠けているのかなと思って欠勤の電話を掛ける手も震えていたのですが、母が私の状況をおかしいと気づいて心療内科に行くことになり、軽いうつ病と診断されました」

その会社は9か月で退社しました。

「結局、会社に置いていた荷物も自分で取りに行けずに、母に取りに行ってもらいました。家で寝ているばかりだったので、大学生の弟が“ねーちゃん。身体動かしなよ”って言ってきたのが、辛かったです」

体調万全ではなかったけれど、間をあけずに就職します。

「それでも、“働かなきゃだめだ”と思ってしまって、また就活をして今度はウェブの制作会社に契約社員で入社しました」

アダルト向けコンテンツの更新が辛い日々

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