堅実女子ニュース&まとめ 【いい転職・悪い転職】「契約でも一流企業、社名はアクセサリー」執念の転職活動で得た“一流の名刺”~その2~

いい転職をした女性と、悪い転職をした女性が、その差は何かを語ります。今回の大塚彩子さん(仮名・33歳・東京都出身)の転職経験は2回。クリニックに勤務し、24歳で転職活動を開始し、『SATC』で憧れていたPR会社を目指す。

自分には何の価値もない。そう感じてからは仕事に依存した

採用されたのは、女性の社長が友達とやっているPR会社でした。2人は起業したばかりで、私のような華やかな見た目で「おじさまキラー」な女性を求めていたと言いました。美人と呼ばれる部類に生まれると、女性から敵視されることはあっても、メリットがあったことはなかったので、2人が歓待してくれたことはとても嬉しかったですね。正社員採用で、年収のベースが240万円+インセンティブという給料で最終的には450万円くらい稼いでいました。

仕事の内容は、社長が獲得した案件を動かすというもので、ブロガー集めてイベントやセミナーをしたり、ママ向けのフェスイベントをしたり、今では陳腐な内容でも、当時は新しかったので、クライアントさんに喜んでいただきました。

あの時は、仕事依存とも言うべき状態になっており、24~27歳までの3年間なんて、生理が止まるくらい仕事していました。平日は事務作業やクライアント回りと企画、土日はイベントで、クタクタになって帰ってきて、請求書の処理を終電まで行なう……という毎日でした。

女同士の男の取り合いが原因で、会社、まさかの解散

私が入ってから5年目に、大きな仕事が何本もきて、社員も6人に増えて「さあこれから」というときに、社長と二人三脚で会社を運営してきた女性の仲が悪くなったんです。方向性の違いでモメたとのことで、社長が出社しなくなっちゃったんですよ。主要なクライアントさんから怒りの電話はかかってくるし、入金が滞っているという苦情が入って来る。

そうなると、会社の中の仕事が上滑りになる感じがして、社員もどんどん会社に来なくなるんです。ウチの会社のことを知る取引先の人に、「彩子さんの会社、社長とパートナーの方が仲たがいして、空中分解するみたいよ」と教えてくれました。信じられなくて、他の社員に聞いたら、みんなその事態を把握して転職準備をしていたみたいです。原因はある男性の取り合いで、社長の方がフラれたことと、仕事に対する不満が溜まっていたところブチ切れし、「言ってはいけないこと」までお互いが言い合ってしまい、決定的に決裂したというのが実情でした。

ヘッドハンティングが来るかと思っていたのに、転職活動は全くうまくいかなかった

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